特許
J-GLOBAL ID:201703004704349940

マイクロチップとその製造方法、及びマルチチャンネル蛍光検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  渡辺 敏章
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013084707
公開番号(公開出願番号):WO2015-097791
出願日: 2013年12月25日
公開日(公表日): 2015年07月02日
要約:
マイクロチップの複数のチャンネルに対して効率的な同時レーザ照射蛍光検出を行い,複数の試料の簡便かつ高感度な並列分析を可能とする。 屈折率n1の部材m1からなるマイクロチップ1の内部に,屈折率n2の部材m2が充填された複数のチャンネル2,及び屈折率n3の部材m3が充填された複数のチャンネル3を交互に,平行に,かつ同一平面上に配列する。ここで,n2<n1<n3の関係が満足されるようにm1,m2,m3を選定する。m2は目的の分析に適した透明液体である。レーザビーム4を絞った状態で,配列平面に沿って,各チャンネル2,3に垂直に照射すると,レーザビーム4のチャンネル2による屈折作用と,チャンネル3による屈折作用が相殺するため,レーザビーム4は配列平面上を直進し,各チャンネル2,3の効率的なレーザビームの同時照射が可能となる。配列平面に対して垂直方向から,集光レンズ9,フィルタ及び回折格子10,結像レンズ11,2次元センサ12,及びデータ解析装置13を用いて各チャンネル2,3から発光する蛍光を独立かつ同時に検出する。
請求項(抜粋):
屈折率n1の透明固体部材の内部に複数のチャンネルが設けられ, 前記複数のチャンネルは少なくとも一部の領域において各チャンネルの長軸が同一平面に互いに平行に配列され, 前記複数のチャンネルには,内部に屈折率n2の第1の部材が満たされた第1のチャンネルと,屈折率n3の第2の部材が満たされた第2のチャンネルとが混在し, n2<n1<n3の関係を満たすことを特徴とするマイクロチップ。
IPC (3件):
G01N 21/03 ,  G01N 21/64 ,  G01N 21/65
FI (3件):
G01N21/03 Z ,  G01N21/64 F ,  G01N21/65
Fターム (21件):
2G043AA01 ,  2G043AA04 ,  2G043BA16 ,  2G043CA04 ,  2G043EA01 ,  2G043EA03 ,  2G043HA01 ,  2G043KA09 ,  2G043LA03 ,  2G057AA02 ,  2G057AA04 ,  2G057AA12 ,  2G057AB04 ,  2G057AC01 ,  2G057BA03 ,  2G057BB01 ,  2G057BB06 ,  2G057BD04 ,  2G057CB05 ,  2G057DA08 ,  2G057DB01

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