特許
J-GLOBAL ID:201703004711405082

トルクセンサおよびこれを備えたねじ締め機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-060781
公開番号(公開出願番号):特開2017-173183
出願日: 2016年03月24日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】高精度なトルク検出を可能とするトルクセンサの提供。【解決手段】モータMに接続された遊星歯車機構と、遊星歯車機構の内歯歯車10に係合する起歪体20と、起歪体20に貼り付けた歪ゲージSと、所定電圧を出力可能なアンプAと、歪ゲージSのリード線L1およびアンプAの信号線L2を中継する中継端子Tとを備える。中継端子Tは、起歪体20を内包する内包部材30に固着され、内包部材30は、起歪体20の係合部21a,21bに嵌合する嵌合穴31と、嵌合穴31に連設され係合部21a,21bを挿通自在な挿通穴32とを備え、嵌合穴31を起歪体20の一方の係合部21aに嵌合させて配置する。これにより、内歯歯車10の回転反力が起歪体20に伝達されると起歪体20に歪みが生じる一方、内包部品30には歪みが生じない。よって、歪みを検出しない中継端子Tを毎回歪まない中継部材30に配置しているので、中継端子Tの貼り付けによるトルク検出精度の悪影響を排除できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転駆動可能なモータと、前記モータに接続されこのモータの回転を増力し出力可能な遊星歯車機構と、前記遊星歯車機構の内歯歯車に係合し前記内歯歯車を回転規制する係合部をその両端に備えて成る起歪体と、この起歪体に貼り付けられ前記内歯歯車の回転反力により生じた歪みを検出する歪ゲージと、所定の電圧を出力可能なアンプと、前記歪ゲージから延びるリード線および前記アンプから延びる信号線を連結可能な中継端子とから構成され、前記起歪体の一端を前記モータの支持部材に係合させる一方、起歪体の他端を前記内歯歯車の係合部に係合させたトルクセンサにおいて、 前記中継端子は、前記起歪体を内包するよう配された内包部材に固着されて成り、 前記内包部材は、前記係合部に嵌合する嵌合穴と、この嵌合穴に連設され前記係合部を挿通自在な挿通穴とを備え、前記嵌合穴を前記起歪体の一方の係合部に嵌合するよう配されて成ることを特徴とするトルクセンサ。
IPC (4件):
G01L 5/24 ,  G01L 3/14 ,  G01L 3/10 ,  B25B 23/14
FI (4件):
G01L5/24 ,  G01L3/14 G ,  G01L3/10 311 ,  B25B23/14 610B
Fターム (4件):
2F051AA21 ,  2F051AB09 ,  2F051BA03 ,  3C038CA06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第5989447号

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