特許
J-GLOBAL ID:201703004736403920

ニッケル粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小池 晃 ,  河野 貴明 ,  柑子山 浩一 ,  村上 浩之 ,  伊賀 誠司
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-506959
特許番号:特許第6172413号
出願日: 2016年10月14日
要約:
【要約】 湿式法を用いた場合であっても、安価で、かつ高性能なニッケル粉末を得ることができるニッケル粉末の製造方法を提供することを目的とする。少なくとも水溶性ニッケル塩、ニッケルよりも貴な金属の塩、還元剤、水酸化アルカリ、およびアミン化合物と水とを含む反応液中において、還元反応によりニッケル晶析粉を得る晶析工程を有するニッケル粉末の製造方法であって、前記晶析工程で混合させる前記還元剤はヒドラジンであり、前記アミン化合物は、ヒドラジンの自己分解抑制剤であって、分子内に第1級アミノ基を2個以上含有するか、あるいは、分子内に第1級アミノ基を1個、かつ第2級アミノ基を1個以上含有しており、前記反応液中のニッケルのモル数に対する前記アミン化合物のモル数の割合が0.01モル%〜5モル%の範囲であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
【請求項1】 少なくとも水溶性ニッケル塩、ニッケルよりも貴な金属の塩、還元剤、水酸化アルカリ、およびアミン化合物と、水と、を混合した反応液中において、還元反応によりニッケル晶析粉を得る晶析工程を有するニッケル粉末の製造方法であって、 前記晶析工程で混合させる前記還元剤はヒドラジン(N2H4)であり、前記晶析工程において、還元反応を開始させる時点の前記反応液の温度(反応開始温度)が、40°C〜90°Cであり、 前記アミン化合物は、ヒドラジンの自己分解抑制剤であって、分子内に第1級アミノ基(-NH2)を2個以上含有するか、あるいは、分子内に第1級アミノ基(-NH2)を1個、かつ第2級アミノ基(-NH-)を1個以上含有しており、 前記反応液中のニッケルのモル数に対する前記アミン化合物のモル数の割合が0.01モル%〜5モル%の範囲であることを特徴とするニッケル粉末の製造方法。
IPC (3件):
B22F 9/24 ( 200 6.01) ,  B22F 1/00 ( 200 6.01) ,  C22C 19/03 ( 200 6.01)
FI (3件):
B22F 9/24 C ,  B22F 1/00 M ,  C22C 19/03 M
引用特許:
審査官引用 (5件)
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