特許
J-GLOBAL ID:201703004743439191

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-045838
公開番号(公開出願番号):特開2017-160838
出願日: 2016年03月09日
公開日(公表日): 2017年09月14日
要約:
【課題】制御室から流出する燃料の排出速度を2段階に切り替える燃料噴射弁の小型化を図る。【解決手段】ピエゾアクチュエータ4に印加する駆動電圧を、低駆動電圧と高駆動電圧に切り替える。ピエゾアクチュエータ4に低駆動電圧が印加されたときには、第1弁体33および第2弁体36のうち第1弁体33のみが駆動されて制御室26と排出通路315との間が開かれ、制御室26の燃料が低圧の収納室12に流出する。一方、ピエゾアクチュエータ4に高駆動電圧が印加されたときには、第1弁体33が駆動されて制御室26と排出通路315との間が開かれるとともに、第2弁体36が駆動されて制御室26と高圧供給通路322との間が開かれる。このときには、制御室26の燃料が収納室12に流出するとともに、高圧供給通路322から制御室26に高圧燃料が流入するため、制御室26からの燃料流出速度が低くなる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高圧燃料を内燃機関の燃焼室に噴射するための噴孔(211)を有するノズルボデー(21)と、 前記ノズルボデー内で往復動して前記噴孔を開閉するノズルニードル(22)と、 前記ノズルニードルに閉弁向きの燃料圧力を作用させる制御室(26、912)と、 前記制御室の燃料を低圧部(12)に排出させる排出通路(315)と、 高圧燃料を前記制御室に供給する高圧供給通路(322)と、 前記制御室と前記排出通路との間を開閉する第1弁体(33)と、 前記制御室と前記高圧供給通路との間を開閉する第2弁体(36)と、 電荷の充放電により伸縮して、前記第1弁体および前記第2弁体を駆動するピエゾアクチュエータ(4)と、 前記ピエゾアクチュエータに印加する駆動電圧を、第1駆動電圧および当該第1駆動電圧よりも電圧が高い第2駆動電圧に切り替える駆動電圧印加装置(7)とを備え、 前記ピエゾアクチュエータに駆動電圧が印加されていないときには、前記第1弁体は前記制御室と前記排出通路との間を閉じ、 前記ピエゾアクチュエータに前記第1駆動電圧が印加されたときには、前記第1弁体および前記第2弁体のうち第1弁体のみが駆動されて、前記制御室と前記排出通路との間が開かれ、 前記ピエゾアクチュエータに前記第2駆動電圧が印加されたときには、前記第1弁体が駆動されて前記制御室と前記排出通路との間が開かれるとともに、前記第2弁体が駆動されて前記制御室と前記高圧供給通路との間が開かれる燃料噴射弁。
IPC (3件):
F02M 51/00 ,  F02M 47/00 ,  F16K 31/02
FI (3件):
F02M51/00 E ,  F02M47/00 E ,  F16K31/02 A
Fターム (11件):
3G066AC09 ,  3G066BA67 ,  3G066CC06U ,  3G066CE27 ,  3H062AA02 ,  3H062AA12 ,  3H062BB30 ,  3H062CC05 ,  3H062DD11 ,  3H062EE06 ,  3H062HH10

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