特許
J-GLOBAL ID:201703004745209592

コンクリート構造物の現有歪み測定方法及び測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣澤 勲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-025907
公開番号(公開出願番号):特開2017-146113
出願日: 2016年02月15日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】アウターコアを削孔する過程で歪み信号を効率よく取得でき、現有歪みをより高い精度で測定できるコンクリート構造物の現有歪み測定方法及び測定装置を提供する。【解決手段】コンクリート構造物10の第一の表面12a(1)に埋め込み空間12bを形成する工程を備える。第二の表面12a(2)から埋め込み空間12b内に通じる案内孔38を形成する工程を備える。センサ本体18及び歪み信号出力用のケーブル20で構成された歪み計16を用意し、センサ本体18を埋め込み空間12b内に配置し、ケーブル20を案内孔38から外に引き出し、充填材24でセンサ本体18を固定する工程を備える。埋め込み空間12bの開口端の外周部から内向きに、主コアドリル28でアウターコア30を削孔する工程を備える。ケーブル20の出力端に接続した解析装置26で、アウターコア30の削孔中に変化する歪み信号の挙動を分析し、現有歪みを算出する工程を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コンクリート構造物の第一の表面から内向きに、竪穴状の埋め込み空間を形成する埋め込み空間形成工程と、 前記第一の表面から離れた位置にある第二の表面から前記埋め込み空間の内部に通じる案内孔を形成する案内孔形成工程と、 歪みセンサを有するセンサ本体、及び前記歪みセンサが検出した歪み信号を外部出力するためのケーブルで構成された歪み計を用意し、前記センサ本体を前記埋め込み空間内に配置するとともに、前記ケーブルを、前記案内孔を通じて前記第二の表面の外に引き出し、この状態で前記埋め込み空間内に充填材を充填して前記センサ本体を前記コンクリート構造物に固定する歪み計設置工程と、 前記第一の表面の、前記埋め込み空間の開口端の外周部から内向きに、主コアドリルを使用して円溝状のアウターコアを削孔するアウターコア削孔工程と、 歪み信号解析用の解析装置を用意し、前記解析装置を前記ケーブルの出力端に接続することによって前記歪み信号を受信可能な状態にし、前記解析装置を使用して、前記アウターコア削孔工程を行う過程で変化する前記歪み信号の挙動を分析し、前記コンクリート構造物の現有歪みを算出する現有歪み算出工程とを備えることを特徴とするコンクリート構造物の現有歪み測定方法。
IPC (2件):
G01L 1/00 ,  G01B 7/16
FI (2件):
G01L1/00 D ,  G01B7/16
Fターム (9件):
2F063AA25 ,  2F063BA14 ,  2F063DA02 ,  2F063DA05 ,  2F063DD03 ,  2F063EC20 ,  2F063EC22 ,  2F063NA01 ,  2F063ZA01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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引用文献:
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