特許
J-GLOBAL ID:201703004907666143

残留応力の測定方法、弾性限界応力の測定方法、残留応力の測定装置および弾性限界応力の測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): グローバル・アイピー東京特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-090464
公開番号(公開出願番号):特開2016-206104
出願日: 2015年04月27日
公開日(公表日): 2016年12月08日
要約:
【課題】弾塑性体を破壊することなく、残留応力を測定することができる残留応力の測定方法を提供する。【解決手段】測定対象物の表面の所定の測定領域において、測定対象物に対して応力を与えない状態と与えた状態とで平均高度を測定して単位荷重当たりの平均高度増分を算出することを、応力を段階的に増加させながら行い、単位荷重当たりの平均高度増分が増加したときの応力を測定対象物の弾性限界応力とする。残留応力を有さない弾塑性体と残留応力を有する弾塑性体に対して弾性限界応力の測定を行い、残留応力を有さない弾塑性体の弾性限界応力と、残留応力を有する弾塑性体の弾性限界応力との差を残留応力とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
弾性限界応力の測定であって、 (a)測定対象物に荷重を与えた状態で、前記測定対象物の前記荷重の方向と平行な表面の所定の測定領域において、前記測定領域の法線方向の平均高度を測定することを、前記荷重をn段階(nは2以上の自然数)で増加させながら行い、 (b)(a)のそれぞれの段階における平均高度の、荷重を前記測定対象物に与えない状態における基準平均高度からの変位量をそれぞれの段階における荷重で除した単位荷重当たりの平均高度増分を算出することで、それぞれの段階における荷重と単位荷重あたりの平均高度増分とを対応付け、 (c)(a)の第k段階(kは1以上n-1以下の自然数)における荷重に対応付けられた単位荷重あたりの平均高度増分と、第(k+1)段階の荷重に対応付けられた単位荷重あたりの平均高度増分との比を算出したとき、前記比が0.9以下又は1.1以上となる最も小さい第k段階の荷重と第(k+1)段階の荷重の中間値に基づいて、前記測定対象物の弾性限界の応力を算出する、弾性限界応力の測定を、 残留応力を有さない弾塑性体と残留応力を有する弾塑性体を測定対象物として行い、 前記残留応力を有さない弾塑性体の弾性限界応力から、前記残留応力を有する弾塑性体の弾性限界応力を減ずることで、前記残留応力を算出する、残留応力の測定方法。
IPC (1件):
G01L 1/00
FI (1件):
G01L1/00 B
Fターム (4件):
2G061AA01 ,  2G061EA03 ,  2G061EB07 ,  2G061EC05

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