特許
J-GLOBAL ID:201703004942728836

食品等の包装袋における開口部のファスナーの開放方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 三雄 ,  高橋 大典 ,  新関 和郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-104368
公開番号(公開出願番号):特開2017-210258
出願日: 2016年05月25日
公開日(公表日): 2017年11月30日
要約:
【課題】被装入物を装入する袋体が、一辺側を被装入物を出入させる開口部として、開放状態とした合成樹脂材のシートからなる中空の袋状で、開口部の内面側には、開口部を開閉自在にシールするための、雌型の係合突条と雄型の係合突条との組み合わせよりなるファスナーが装設してある食品等の包装袋において、開口部を開放させるために、袋体の開口部の内面側に付設せるファスナーを開放させるための操作・作動が簡単にかつ適確に行えるようにする点にある。【解決手段】袋体の表面側及び裏面側の各外面側で、開口部の内面側に付設のファスナーに対し近接する部位に、合成樹脂材のシートを折り畳んで成形せる襞を、袋体の左右の巾方向に渡るように付設し、この付設の襞をそれぞれ摘んで、引き離す方向に引っ張ることによりファスナーの係合を解除させるようにする。【選択図】図7
請求項(抜粋):
合成樹脂材のシートの裁断加工により形成しようとする包装袋(A)の輪郭形状に対応する形状に形成された表面側のシート(a)及び裏面側のシート(b)とが、二枚重ねに重ねられ、それらシート(a)・(b)の、開口部(B)が形成される上辺側を除いた左右の側辺および底辺の各端縁部が気密にシールされて中空の袋状に形成される袋体(1)と、その袋体(1)の内部空間内に前記上辺側の開口部(B)を介し装入した食品等を密封するよう袋体(1)の上辺側の開口部(B)を接着してシールする接着端縁(d)と、袋体(1)の表面側のシート(a)と裏面側のシート(b)との各内面側で、前記上辺側の開口部(B)をシールする接着端縁(d)より下方に位置する部位に、袋体(1)の左右の巾方向に渡るよう付設せる断面凹型の雌型の係合突条(2)と断面凸型の雄型の係合突条(3)とからなるファスナー(f)と、を具備する構成の食品等の包装袋(S)において、袋体(1)の表面側のシート(a)及び裏面側のシート(b)の各外面側で、該シート(a)及びシート(b)の各内面側に付設されたファスナー(f)に対し近接する部位には、袋体(1)の左右の巾に略対応する巾の合成樹脂のシートの上下の中間部位を左右方向に沿う折曲線に従い折り返して折り畳むことにより形成せる襞(D)を、該襞(D)の根元部が、袋体(1)の内面側に付設のファスナー(f)に対し重合乃至近接するように配位せしめて表面側のシート(a)及び裏面側のシート(b)の外面側にそれぞれ装設し、包装袋(A)の開口部(B)を開口するときに、包装袋(A)の表面側と裏面側とにそれぞれ装設せる襞(D)を指先で摘んで互いに引き離す方向に引っ張ることによりファスナー(f)の係着を解放するようにしたことを特徴とする食品等の包装袋における開口部のファスナーの開放方法。
IPC (2件):
B65D 33/00 ,  B65D 33/25
FI (2件):
B65D33/00 C ,  B65D33/25 A
Fターム (9件):
3E064AA06 ,  3E064BA21 ,  3E064BC18 ,  3E064EA12 ,  3E064GA04 ,  3E064HM01 ,  3E064HN05 ,  3E064HN13 ,  3E064HP04
引用特許:
審査官引用 (1件)

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