特許
J-GLOBAL ID:201703004950725315

船体摩擦抵抗低減装置及び船舶

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-071335
公開番号(公開出願番号):特開2017-178180
出願日: 2016年03月31日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】プロペラへの気泡の流入によるリスクを抑制しつつ船体の摩擦抵抗を効果的に低減することができるようにした、船体摩擦抵抗低減装置及び船舶を提供する。【解決手段】プロペラ16よりも前方に幅方向に複数設けられた気泡噴出ユニット36C,36R,36Lと、気泡噴出ユニット36C,36R,36Lの気泡噴出量を調整する調整機構35と、制御装置50と、プロペラ16への気泡100の流入に関する情報を取得する流入情報取得手段40とを備える。制御装置50は調整機構制御部52を有し、調整機構制御部52は、前記流入情報取得手段から前記気泡流入情報を取得した場合には、少なくとも、プロペラ16の正面前方に配置された気泡噴出ユニット36Cについて、気泡100の噴出量を減少させるように調整機構35の作動を制御する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
船底においてプロペラよりも前方に船体幅方向に沿って複数設けられ、気泡を噴出する気泡噴出ユニットと、前記気泡噴出ユニットの気泡噴出量を調整する調整機構と、制御装置とを備えた、船体摩擦抵抗低減装置であって、 前記プロペラに前記気泡が流入したこと又は前記プロペラに前記気泡が流入するおそれがあることを示す気泡流入情報を取得する流入情報取得手段を備え、 前記制御装置は、前記調整機構の作動を制御する調整機構制御部を有し、 前記調整機構制御部は、 前記流入情報取得手段から前記気泡流入情報を取得しない場合には、前記複数の気泡噴出ユニットのそれぞれから所定量の気泡が噴射されるように前記調整機構の作動を制御する一方、 前記流入情報取得手段から前記気泡流入情報を取得した場合には、前記複数の気泡噴出ユニットの内、少なくとも、前記プロペラの正面前方に配置された気泡噴出ユニットについて、前記気泡の噴出量を前記所定量よりも減少させるように前記調整機構の作動を制御する ことを特徴とする、船体摩擦抵抗低減装置。
IPC (1件):
B63B 1/38
FI (1件):
B63B1/38

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