特許
J-GLOBAL ID:201703004978177283

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 有古特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-099674
公開番号(公開出願番号):特開2017-208932
出願日: 2016年05月18日
公開日(公表日): 2017年11月24日
要約:
【課題】 単相三線式の電力系統と分散型電源との間に接続される電力変換装置において、制御態様の切り替えを必要とせずに、系統連系運転と自立運転との間の移行を無瞬断で行うことができる電力変換装置を提供する。【解決手段】 制御器は、第1電圧線と中性電圧線との間に第1の仮想発電機が接続され、かつ、第2電圧線と中性電圧線との間に第2の仮想発電機が接続されたと仮定して、電流計測器および電圧計測器で計測された電流および電圧から、発電機の位相角と位相角指令値との偏差から各仮想発電機における仮想的な相差角を算出する相差角生成部と、計測された電流および電圧から、各仮想発電機の仮想的な誘起電圧を算出する誘起電圧生成部と、計測された電圧、相差角、誘起電圧および予め定められた各仮想発電機の内部インピーダンスから、各仮想発電機の電流指令値を生成する電流指令値生成部と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
分散型電源と、第1電圧線、第2電圧線および中性電圧線を有する単相三線式の電力系統と、の間に接続される電力変換装置であって、 前記分散型電源に接続される一対の入力端と、前記電力系統の各電圧線に接続される3つの出力端とを有するインバータと、 前記インバータの前記電力系統側において、前記第1電圧線に接続される第1出力端の第1出力電流および前記第2電圧線に接続される第2出力端の第2出力電流をそれぞれ計測する電流計測器と、 前記電力系統の前記中性電圧線に対する前記第1電圧線における第1系統電圧および前記中性電圧線に対する前記第2電圧線における第2系統電圧をそれぞれ計測する電圧計測器と、 前記インバータのスイッチングを制御する制御器と、を備え、 前記制御器は、 前記第1電圧線と前記中性電圧線との間に第1の仮想発電機が接続され、かつ、前記第2電圧線と前記中性電圧線との間に第2の仮想発電機が接続されたと仮定して、前記電流計測器および前記電圧計測器で計測された電流および電圧から、各仮想発電機の仮想的な周波数指令値を生成し、当該周波数指令値を積分して位相角指令値を生成するとともに、前記第1系統電圧および前記第2系統電圧から各仮想発電機の位相角を生成し、前記発電機の位相角と前記位相角指令値との偏差から各仮想発電機における仮想的な相差角を算出する相差角生成部と、 前記電流計測器および前記電圧計測器で計測された電流および電圧から、各仮想発電機の仮想的な誘起電圧を算出する誘起電圧生成部と、 前記電圧計測器で計測された電圧、前記相差角、前記誘起電圧および予め定められた各仮想発電機の内部インピーダンスから、各仮想発電機の電流指令値を生成する電流指令値生成部と、を備え、 前記電流計測器で計測された電流が前記電流指令値となるように前記インバータをスイッチングするよう構成され、 前記相差角生成部は、前記第1の仮想発電機と前記第2の仮想発電機との間で共通の前記周波数指令値を生成する、および/または、前記第1の仮想発電機および前記第2の仮想発電機の一方の位相角を前記第1の仮想発電機および前記第2の仮想発電機の他方の位相角に基づいて調整することにより位相角間の誤差を補正するよう構成される、電力変換装置。
IPC (1件):
H02M 7/48
FI (1件):
H02M7/48 R
Fターム (22件):
5H770AA15 ,  5H770BA11 ,  5H770CA04 ,  5H770CA05 ,  5H770DA02 ,  5H770DA22 ,  5H770DA27 ,  5H770DA30 ,  5H770DA41 ,  5H770EA01 ,  5H770EA19 ,  5H770EA25 ,  5H770FA12 ,  5H770HA02Y ,  5H770HA03Y ,  5H770HA04Y ,  5H770HA05Y ,  5H770HA19Y ,  5H770JA11Y ,  5H770JA13Y ,  5H770JA17Y ,  5H770KA01Y
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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