特許
J-GLOBAL ID:201703004983738536

ハブユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 坂根 剛 ,  吉永 元貴 ,  上羽 秀敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-100558
公開番号(公開出願番号):特開2017-207152
出願日: 2016年05月19日
公開日(公表日): 2017年11月24日
要約:
【課題】ハブユニットの内輪と外輪との間に配置される密封装置のスリンガが、内軸の軸方向端部の塑性変形に伴う内輪の塑性変形に起因して変形するのを抑制する。【解決手段】密封装置は、内輪に固定されるスリンガを含む。スリンガは、第1筒部と、第2筒部と、第1環状板部と、第2環状板部とを含む。第1筒部は、内輪の外周面に接触する。第2筒部は、第1筒部の軸方向での他端に接続され、第1筒部よりも径方向で外側に位置する。第1環状板部は、第1筒部の軸方向での一端に接続され、径方向で内側に広がり、且つ、環状端面に接触する。第2環状板部は、第2筒部の軸方向での一端に接続され、径方向で外側に広がる。第2環状板部は、軸方向で環状端面よりも軌道面の近くに位置する。内軸は、かしめ部を含む。かしめ部は、内軸の軸方向での一端部に形成され、径方向で外側に塑性変形されている。第1環状板部は、軸方向で、内輪とかしめ部に挟まれている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
外輪と、 前記外輪に対して回転可能に配置された内軸と、 前記内軸が挿入され、前記内軸と一体的に回転する内輪と、 前記内輪と前記外輪との間に配置された複数の転動体と、 前記内輪と前記外輪との間に配置された密封装置とを備え、 前記内輪は、 前記複数の転動体が接する軌道面と、 前記軌道面に接続され、前記内輪の軸方向に延びる外周面と、 前記外周面に接続され、前記軸方向に垂直な径方向で内側に広がる環状端面とを含み、 前記密封装置は、 前記内輪に固定されるスリンガを含み、 前記スリンガは、 前記外周面に接触し、前記軸方向に延びる筒部を含み、 前記筒部は、 前記外周面に接触する第1筒部と、 前記第1筒部の前記軸方向での他端に接続され、前記第1筒部よりも前記径方向で外側に位置し、前記軸方向での長さが前記第1筒部よりも短い第2筒部とを含み、 前記スリンガは、さらに、 前記第1筒部の前記軸方向での一端に接続され、前記径方向で内側に広がり、且つ、前記環状端面に接触する第1環状板部と、 前記第2筒部の前記軸方向での一端に接続され、前記径方向で外側に広がり、且つ、前記軸方向で前記環状端面よりも前記軌道面の近くに位置している第2環状板部とを含み、 前記内軸は、 前記軸方向での一端部に形成され、前記径方向で外側に塑性変形されたかしめ部を含み、 前記第1環状板部は、前記軸方向で、前記内輪と前記かしめ部に挟まれている、ハブユニット。
IPC (5件):
F16C 33/78 ,  F16C 19/18 ,  F16J 15/323 ,  F16J 15/326 ,  F16C 41/00
FI (6件):
F16C33/78 Z ,  F16C19/18 ,  F16J15/3232 201 ,  F16J15/3236 ,  F16J15/326 ,  F16C41/00
Fターム (26件):
3J006AE23 ,  3J006AE34 ,  3J006CA01 ,  3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BB03 ,  3J016BB17 ,  3J016CA02 ,  3J043CA02 ,  3J043CB13 ,  3J043DA06 ,  3J217JA02 ,  3J217JA13 ,  3J217JA34 ,  3J217JA49 ,  3J217JB37 ,  3J217JB55 ,  3J217JB64 ,  3J701AA03 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA73 ,  3J701FA60 ,  3J701GA03

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