特許
J-GLOBAL ID:201703005066618307

活性エネルギー線硬化型インキ、印刷物および食品包装用容器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-086647
公開番号(公開出願番号):特開2016-210975
出願日: 2016年04月25日
公開日(公表日): 2016年12月15日
要約:
【課題】低エネルギーの照射条件でも硬化が良好で、かつ低マイグレーション性を有し、臭気の少ない活性エネルギー線硬化型インキを提供。【解決手段】活性エネルギー線硬化型インキを、インキ受理層が設けてある基材1のインキ受理層面3上に1.6×10-4g/cm2にて塗布し、積算光量が10mJ/cm2になる条件で紫外線照射を行い硬化膜2としたときに、硬化膜面3からの臭気がなくかつ600cm2の面積に切断した硬化膜2を設けた基材p1の硬化膜面3と、硬化膜を設けていない基材p2の樹脂層面とを重ね合わせ、0.5kg/cm2の荷重にて25°C、50%RHの環境下で48時間静置後、基材p2を95%エタノール水溶液1000ml中に25°C、50%RH環境下で24時間浸漬後エタノール中に存在する光重合開始剤の全濃度を測定したときに100ppb未満である活性エネルギー線硬化型インキ。【選択図】図1
請求項(抜粋):
活性エネルギー線硬化型インキ中に6〜25質量%を含有する下記光重合開始剤(A)と、ジアリルフタレート樹脂(B)とを、含有する活性エネルギー線硬化型インキであって、 前記活性エネルギー線硬化型インキを、下記原紙(X)のいずれかの片面に樹脂層と、他方面にインキ受理層が設けてある基材(P)のインキ受理層面上に、1.6×10-4g/cm2にて塗布し、紫外線照射装置を用いて、紫外線照射積算光量が10mJ/cm2になる条件で、紫外線照射を行い、硬化膜(Q)としたときに、該硬化膜面からの臭気がなく、かつ、600cm2の面積に切断した該硬化膜を設けた基材(p1)の硬化膜面と、同面積とした硬化膜を設けていない基材(p2)の樹脂層面とを重ね合わせ、0.5kg/cm2の荷重にて、25°C、50%RHの環境下で48時間静置後、前記基材(p2)を95%エタノール水溶液1000ml中に、25°C、50%RH環境下で24時間浸漬した後、エタノール中に存在する光重合開始剤の全濃度を測定したときに、100ppb未満であることを特徴とする活性エネルギー線硬化型インキ。 原紙(X):厚みが2mm以下であるミルクカートン紙、ダンボール紙、コートボール紙、マニラボール紙、ケント紙、アルミ蒸着紙、合成紙(ユポ紙) 光重合開始剤(A):2-ベンジル-2-(ジメチルアミノ)-1-(4-モルフォリノフェニル)-1-ブタノン、2-(ジメチルアミノ)-2-[(4-メチルフェニル)メチル]-1-[4-(4-モルホリニル)フェニル]-1-ブタノン、2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、ビス(2,4,6-トリメチルベンゾイル)-フェニルフォスフィンオキサイド、4,4’-ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンから選ばれる1種以上
IPC (3件):
C09D 11/101 ,  C09D 11/106 ,  B41M 1/06
FI (3件):
C09D11/101 ,  C09D11/106 ,  B41M1/06
Fターム (32件):
2H113AA03 ,  2H113AA06 ,  2H113BA05 ,  2H113BB02 ,  2H113BB05 ,  2H113BB12 ,  2H113BB16 ,  2H113BC10 ,  2H113CA25 ,  2H113DA33 ,  2H113DA57 ,  2H113EA07 ,  2H113EA10 ,  2H113EA19 ,  2H113FA35 ,  2H113FA43 ,  4J039AD10 ,  4J039AD21 ,  4J039AE06 ,  4J039BC03 ,  4J039BC16 ,  4J039BC20 ,  4J039BC56 ,  4J039BE01 ,  4J039BE20 ,  4J039BE27 ,  4J039CA01 ,  4J039EA04 ,  4J039EA06 ,  4J039EA10 ,  4J039EA45 ,  4J039GA02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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