特許
J-GLOBAL ID:201703005076782784

膜製造装置及び人工関節コンポーネントの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ワンディーIPパートナーズ
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-103082
公開番号(公開出願番号):特開2013-231108
特許番号:特許第6133017号
出願日: 2012年04月27日
公開日(公表日): 2013年11月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 人工関節コンポーネントの母材であるワークの表面に、摺動面を構成する高分子層を光グラフト重合によって形成するための膜製造装置であって、 紫外線を放射するように構成された、複数の紫外線LED素子と、 前記ワークを、前記高分子層が形成される所定箇所に高分子モノマーを含む溶液を接触させた状態で保持するためのワークホルダと、を備え、 複数の前記紫外線LED素子は、互いに離隔して配置されており、各前記紫外線LED素子が単独で照射する領域よりも広い領域に前記紫外線を照射することにより、前記溶液に前記紫外線を照射するように構成されており、 複数の前記LED素子として、前記ワークに形成された窪み部の底部と向かい合って配置されるための対向LED素子と、当該対向LED素子の周囲を取り囲むように配置された周囲LED素子と、が設けられ、 前記溶液における前記紫外線の照度を調整するための調整機構がさらに設けられており、 前記調整機構は、前記対向LED素子へ供給する電力と前記周囲LED素子へ供給する電力とを異ならせることが可能に構成されているか、または、複数の前記紫外線LED素子と前記ワークホルダとが向かい合う対向方向において、前記対向LED素子の位置と、前記周囲LED素子の位置とを異ならせており、 前記ワークホルダは、前記ワークを収容するように構成され複数の前記紫外線LED素子に向けて開放された収容凹部を含み、 前記ワークホルダは、前記収容凹部の底側と向かい合うように配置された底壁および前記収容凹部の周囲を取り囲むように配置された周壁を有するヒータによって、前記収容凹部の底側および前記収容凹部の外周側から加熱され、この加熱によって前記溶液を加熱することを特徴とする、膜製造装置。
IPC (2件):
A61F 2/30 ( 200 6.01) ,  C08F 2/48 ( 200 6.01)
FI (2件):
A61F 2/30 ,  C08F 2/48
引用特許:
審査官引用 (3件)

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