特許
J-GLOBAL ID:201703005083822384

吸着式冷凍システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-074447
公開番号(公開出願番号):特開2017-187188
出願日: 2016年04月01日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】結露の発生を抑制し、運転開始時の立ち上がりの遅れ又はシステムの効率低下を抑制できる吸着式冷凍システムを提供する。【解決手段】吸着式冷凍システムは、冷媒を脱離されるために吸着コア8、9を加熱する第1熱交換部81c、91cを備える。更に、気化潜熱に必要な熱を吸着器6、7に供給可能、かつ脱離された気相冷媒を液相冷媒に相変化させ復水されるのに必要な凝縮潜熱を放熱可能な第2熱交換部12、13が備えられる。かつ、復水のために第2熱交換部12、13の熱を外気に放熱する第2放熱器190が備えられる。そして吸着器6、7は、吸着工程と、脱離工程と、を交互に繰り返して冷熱を生成する。制御装置20の判定部が、凝縮潜熱の放熱が充分でないと判定したとき、吸着器6、7を脱離工程から吸着工程に直ちに移行させ、結露の原因となる冷媒を吸着させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
吸着剤と冷媒とが封入されており、前記冷媒を吸着工程において前記吸着剤に吸着するとともに、脱離工程において熱源(1)により加熱されることにより前記吸着剤に吸着されていた前記冷媒を脱離する吸着器(6、7)と、 前記脱離工程において前記吸着器に前記熱源からの熱を与えて前記冷媒を脱離させる第1熱交換部(81c、91c)と、 前記吸着工程において前記冷媒が前記吸着剤に吸着される際に、前記冷媒が気相冷媒に相変化するのに必要な気化潜熱分の熱を供給するとともに、前記脱離工程において前記吸着器から脱離された気相冷媒を液相冷媒に相変化させるのに必要な凝縮潜熱分の熱を放熱する第2熱交換部(12、13)と、 前記第1熱交換部の熱を外気に放熱する第1放熱器(170)と、 前記第2熱交換部の熱を外気に放熱する第2放熱器(190)と、 前記脱離工程において、前記第2熱交換部による前記凝縮潜熱分の熱の放熱が充分かどうかを判定する判定部(S42、S421、S422、S423、S424、S425)と、を備え、 前記吸着器は、前記冷媒を吸着して冷凍能力を発揮する前記吸着工程と、吸着していた前記冷媒を脱離して前記冷媒を再生する前記脱離工程と、を交互に繰り返して冷熱を間欠的又は連続的に生成し、 前記脱離工程において、前記判定部が、前記凝縮潜熱分の熱の放熱が充分でないと判定したとき前記脱離工程から前記吸着工程に直ちに移行させる吸着式冷凍システム。
IPC (5件):
F25B 49/04 ,  F25B 29/00 ,  F25B 39/00 ,  F25B 17/08 ,  B60H 1/32
FI (5件):
F25B49/04 ,  F25B29/00 421 ,  F25B39/00 K ,  F25B17/08 B ,  B60H1/32 621J
Fターム (9件):
3L093NN04 ,  3L093PP07 ,  3L093PP16 ,  3L093PP20 ,  3L093QQ01 ,  3L211BA34 ,  3L211DA64 ,  3L211EA56 ,  3L211EA72

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