特許
J-GLOBAL ID:201703005167638376
追尾処理装置、及び追尾処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人ワンディーIPパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-167100
公開番号(公開出願番号):特開2016-224065
出願日: 2016年08月29日
公開日(公表日): 2016年12月28日
要約:
【課題】物標の運動を、より正確に推定することができ、且つ、物標の運動の推定結果を安定した態様で表示させることができ、且つ、計算負荷が小さくて済む、追尾処理装置、及び追尾処理方法を提供する。【解決手段】追尾処理装置3は、捕捉処理部15と、運動推定部16と、速度ベクトル平滑処理部20と、を備えている。運動推定部16は、追尾物標200の観測位置P1d(n)のデータに基づいて、追尾物標200の推定速度ベクトルV1(n)を算出するための、第1フィルタ処理を行う。速度ベクトル平滑処理部20は、推定速度ベクトルV1(n)を特定するデータに第2フィルタ処理を行うことで、表示用推定速度ベクトルV2(n)を算出する。第1フィルタ処理に用いられる第1フィルタ係数C1と、第2フィルタ処理に用いられる第2フィルタ係数C2とは、互いに独立して設定される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
追尾対象として選択された物標の位置を捕捉するための、捕捉処理部と、
捕捉された前記位置を特定するデータを用いて、前記物標の追尾に用いられる、当該物標の推定速度ベクトルを算出するための第1フィルタ処理を行う、運動推定部と、
前記物標の変針の有無を検出するためのマニューバ検出部と、
を備え、
前記運動推定部は、所定の第1時点において、前記推定速度ベクトルを算出し、
前記マニューバ検出部は、前記推定速度ベクトルの始点と、前記第1時点よりも後の時点における前記物標の前記位置と、を結ぶ所定のベクトルを算出し、且つ、当該所定のベクトルと、前記推定速度ベクトルとの外積を算出し、
前記マニューバ検出部による前記外積の算出は、複数の時点において行われるように構成され、
前記マニューバ検出部は、連続する複数の前記時点において、前記外積の算出結果の符号が同じである場合、前記物標は変針していると判定することを特徴とする、追尾処理装置。
IPC (3件):
G01S 13/66
, G01S 7/285
, G01S 13/93
FI (3件):
G01S13/66
, G01S7/285
, G01S13/93 210
前のページに戻る