特許
J-GLOBAL ID:201703005240796155

電子写真用部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 宮崎 昭夫 ,  緒方 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-058579
公開番号(公開出願番号):特開2016-197235
出願日: 2016年03月23日
公開日(公表日): 2016年11月24日
要約:
【課題】高速化された電子写真装置においても感光体の不均一な摩耗を抑制し、且つ、異常放電に起因したポチ状画像及び横スジ画像の発生を抑制した電子写真用部材の提供。【解決手段】電子写真用部材は、導電性の基体と表面層としての導電性樹脂層を有する。該導電性樹脂層は、バインダーとボウル形状の樹脂粒子を含み、該電子写真用部材の表面は、該ボウル形状の樹脂粒子の開口に由来する凹部と、該開口のエッジ部に由来する凸部と、該導電性樹脂層によって構成されている。該電子写真用部材に対向配置させた電極と該基体との間に50V以上100V以下の直流電圧を印加した状態で、該部材の表面を、走査型電子顕微鏡を用いて、加速電圧1kV、倍率2000倍にて観察した際、該凸部における輝度K1、該凹部の底部における輝度K2、該導電性樹脂層の露出表面における輝度K3が、(1)K2<K1、(2)K3<K1、(3)0.8≦K2/K3≦1.2を満たす。【選択図】図1
請求項(抜粋):
導電性の基体と、該基体上の表面層としての導電性樹脂層と、を有する電子写真用部材であって、 該導電性樹脂層は、バインダーを含み、かつ、開口を有するボウル形状の樹脂粒子を、該開口が該電子写真用部材の表面に露出する状態で保持してなり、 該電子写真用部材の表面は、該表面に露出しているボウル形状の樹脂粒子の開口に由来する凹部と、該表面に露出しているボウル形状の樹脂粒子の開口のエッジに由来する凸部と、を有し、 該電子写真用部材の表面の一部は、該導電性樹脂層によって構成されており、 該電子写真用部材に対向配置させた電極と該基体との間に50V以上100V以下の直流電圧を印加した状態で、該電子写真用部材の表面を、走査型電子顕微鏡を用いて、加速電圧1kV、倍率2000倍にて観察し、 該凸部における輝度をK1、該凹部の底部における輝度をK2、及び、該導電性樹脂層の露出表面における輝度をK3としたとき、K1、K2およびK3が、下記数式(1)〜(3)を満たすことを特徴とする電子写真用部材: 式(1) K2<K1 式(2) K3<K1 式(3) 0.8≦K2/K3≦1.2。
IPC (3件):
G03G 15/02 ,  G03G 15/00 ,  F16C 13/00
FI (3件):
G03G15/02 101 ,  G03G15/00 550 ,  F16C13/00 A
Fターム (56件):
2H171FA07 ,  2H171FA25 ,  2H171FA26 ,  2H171FA27 ,  2H171FA30 ,  2H171PA02 ,  2H171PA03 ,  2H171QB03 ,  2H171QB07 ,  2H171TA02 ,  2H171TA15 ,  2H171TB12 ,  2H171UA03 ,  2H171UA06 ,  2H171UA22 ,  2H171VA06 ,  2H200FA09 ,  2H200GA23 ,  2H200HA02 ,  2H200HB12 ,  2H200HB43 ,  2H200HB45 ,  2H200HB46 ,  2H200HB47 ,  2H200LA38 ,  2H200LC02 ,  2H200LC03 ,  2H200MA03 ,  2H200MA11 ,  2H200MA17 ,  2H200MA20 ,  2H200MB01 ,  2H200MB06 ,  2H200MC06 ,  2H200MC15 ,  2H200MC16 ,  3J103AA02 ,  3J103AA85 ,  3J103EA03 ,  3J103EA07 ,  3J103EA11 ,  3J103EA20 ,  3J103FA13 ,  3J103FA30 ,  3J103GA02 ,  3J103GA54 ,  3J103GA57 ,  3J103GA58 ,  3J103HA04 ,  3J103HA12 ,  3J103HA20 ,  3J103HA46 ,  3J103HA47 ,  3J103HA48 ,  3J103HA53 ,  3J103HA54
引用特許:
審査官引用 (5件)
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