特許
J-GLOBAL ID:201703005408282268

非水系電解質二次電池用正極活物質およびその製造方法、ならびに該正極活物質を用いた非水系電解質二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-097926
公開番号(公開出願番号):特開2016-178089
出願日: 2016年05月16日
公開日(公表日): 2016年10月06日
要約:
【課題】非水系電解質二次電池の正極材料として用いた場合に、熱安定性が良好で、かつ高い充放電容量を有する正極活物質を提供する。【解決手段】一般式:LiNixM1-xO2(式中のxは、Niの平均価数をZとしたときに(4-Z)x≧0.75を満たし、式中のMは、M全体としての平均価数が3.375価以上となる少なくとも1種の添加元素を表す)で表されるリチウムニッケル複合酸化物を、(1)Ni塩とM塩の混合水溶液にアルカリ溶液を加えて、複合水酸化物:NixM1-x(OH)2を得る晶析工程と、(2)該複合水酸化物とリチウム化合物とを、モル比:Li/(Ni+M)が1.00〜1.15となるように混合し、700°C以上1000°C以下の温度で焼成する焼成工程と、(3)得られたリチウムニッケル複合酸化物を水洗処理する水洗工程を備える製造方法により得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一般式:LiNixM1-xO2(ただし、式中のxは、Niの平均価数をZとしたときに、(4-Z)x≧0.75を満たし、式中のMは、M全体としての平均価数が3.375価以上となる少なくとも1種の添加元素を表す)で表されるリチウムニッケル複合酸化物の粉末からなり、かつ、該粉末を正極活物質として用いた非水系電解質二次電池において、Li0.25NixM1-xO2なる組成まで充電したときに、4価のNiのモル数がNiとMを合わせたモル数の60%以下となり、 前記非水系電解質二次電池が2032型のコイン電池であって、該コイン電池の正極材料として用いた場合に、該2032型のコイン電池は、184mAh/g以上の初期放電容量と、示差走査熱量計を用いた測定による300J/g以下の発熱量とを示すことを特徴とする、非水系電解質二次電池用正極活物質。
IPC (3件):
H01M 4/525 ,  H01M 4/505 ,  C01G 53/00
FI (3件):
H01M4/525 ,  H01M4/505 ,  C01G53/00 A
Fターム (19件):
4G048AA04 ,  4G048AB02 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  5H050AA05 ,  5H050AA08 ,  5H050AA10 ,  5H050BA15 ,  5H050BA16 ,  5H050BA17 ,  5H050CA08 ,  5H050CB07 ,  5H050CB08 ,  5H050CB12 ,  5H050EA10 ,  5H050EA24 ,  5H050HA00 ,  5H050HA02 ,  5H050HA19
引用特許:
審査官引用 (3件)

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