特許
J-GLOBAL ID:201703005557335510
変速装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人あーく特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-054735
公開番号(公開出願番号):特開2017-166654
出願日: 2016年03月18日
公開日(公表日): 2017年09月21日
要約:
【課題】ケースの凹部に回転要素(プラネタリキャリア等)が嵌め込まれて成る変速装置に対し、弾性部材の耐久性の向上を図ることができる構成を提供する。【解決手段】トランスアクスルケース3の凹部3aにプラネタリキャリア44を嵌め込んで支持する構成において、凹部3aの内周部に複数の係合溝3cを形成し、プラネタリキャリア44の外周部に各係合溝3cに挿入される複数の外歯44gを形成することで回り止め部を構成する。第2の回り止め部における外歯44gと係合溝3cの内壁とを、第1の回り止め部における外歯と係合溝の内壁とが接触しているときには接触不可能とする。第2の回り止め部の外歯44gと係合溝3cの内壁との間のみに周方向に沿う弾性力を発生させる弾性部材80を設ける。これにより、弾性部材80に過剰な力が作用することが無くなる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
電動機からのトルクが入力される第1回転要素、内燃機関からのトルクが入力される第2回転要素、および、第3回転要素がトルク伝達可能に連結されて成る遊星歯車機構と、この遊星歯車機構を支持するケースとを備えた変速装置において、
前記ケースには、前記第3回転要素が嵌め込まれる凹部が形成されており、この凹部の内周面には、その周方向に亘って複数の係合溝が形成されている一方、
前記第3回転要素には、前記ケースの前記係合溝それぞれに挿入される複数の外歯が形成されており、
前記第3回転要素の前記外歯が前記ケースの前記係合溝に挿入されて成る複数の回り止め部として、前記外歯と前記係合溝の内壁との間に形成される前記周方向に沿う方向の隙間の寸法が互いに異なる第1の回り止め部および第2の回り止め部を備えており、
前記第2の回り止め部における前記隙間は、前記第1の回り止め部における前記隙間よりも大きく設定されていて、
前記第2の回り止め部における前記外歯と前記係合溝の内壁とは、前記第1の回り止め部における前記外歯と前記係合溝の内壁とが接触しているときには、少なくとも片面は接触不可能となっており、
前記第2の回り止め部において、前記接触不可能となっている前記外歯と前記係合溝の内壁との間のみに、これら外歯と係合溝の内壁との間に作用する前記周方向に沿う弾性力を発生させる弾性部材が設けられていることを特徴とする変速装置。
IPC (6件):
F16H 3/66
, F16F 15/06
, F16F 1/18
, F16H 3/72
, B60K 6/365
, B60K 6/445
FI (6件):
F16H3/66 A
, F16F15/06 A
, F16F1/18 Z
, F16H3/72 A
, B60K6/365
, B60K6/445
Fターム (34件):
3D202AA03
, 3D202EE10
, 3J028EA02
, 3J028EA28
, 3J028EB02
, 3J028EB37
, 3J028EB62
, 3J028EB63
, 3J028EB66
, 3J028FA03
, 3J028FA41
, 3J028FB06
, 3J028FB13
, 3J028FC13
, 3J028FC24
, 3J028FC63
, 3J028FD01
, 3J028FD23
, 3J028GA02
, 3J030AA03
, 3J030BA01
, 3J030CA10
, 3J048AA01
, 3J048BC04
, 3J048DA04
, 3J048EA36
, 3J059AE10
, 3J059BA15
, 3J059BB01
, 3J059BC02
, 3J059BD03
, 3J059CA03
, 3J059CB15
, 3J059GA12
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