特許
J-GLOBAL ID:201703005595057477
マイクロ流路チップ、PCR方法、及び加熱冷却制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
田中 光雄
, 鮫島 睦
, 岡部 博史
, 和田 充夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-142513
公開番号(公開出願番号):特開2017-029136
出願日: 2016年07月20日
公開日(公表日): 2017年02月09日
要約:
【課題】 検知対象の液体をPCR処理する際に加熱冷却素子により液体温度の即応性を向上させるマイクロ流路チップ、PCR方法、及び加熱冷却制御装置を提供する。【解決手段】 マイクロ流路チップ10と加熱冷却制御装置20とを用いて検知対象の液体50をPCR処理する方法であり、マイクロ流路チップは、導入流路101と排出流路102とを有する第1基板層100と、2つの流路と接続されるマイクロ流路202を有する第2基板層本体200aと、マイクロ流路上面の金属膜200bとを有し、第1基板層上に配置される第2基板層200とを備え、加熱冷却制御装置は、加熱冷却素子11と、素子に電圧を印加する電源12と、電圧制御で素子の加熱冷却を制御する加熱冷却制御部13とを備え、加熱冷却制御部による電圧制御で素子を温度変化させ、素子の熱が金属膜を介してマイクロ流路中の液体に伝導して温度変化させてPCR処理を行う。【選択図】図1A
請求項(抜粋):
マイクロ流路チップと加熱冷却制御装置とを備えるマイクロ流路装置を用いて、検知対象の液体をPCR処理するPCR方法であって、
(a)前記マイクロ流路チップと前記加熱冷却制御装置とを備える前記マイクロ流路装置を準備し、
前記マイクロ流路チップは、
導入流路と排出流路とを有する第1の基板層と、
前記第1の基板層の上に配置され、第2の基板層本体と金属膜とを有する第2の基板層と、
前記第2の基板層本体は、前記導入流路と前記排出流路とに接続され、かつ、前記検知対象の液体が充填されているマイクロ流路を有し、
前記金属膜は、前記マイクロ流路の上面を構成し、
前記加熱冷却制御装置は、
前記第2の基板層の前記金属膜に接触して配置され、前記金属膜を加熱冷却する加熱冷却素子と、
前記加熱冷却素子に電圧を印加する電源と、
前記加熱冷却素子に前記電源から印加する前記電圧を制御する加熱冷却制御部とを備え、
(b)前記加熱冷却制御部により、前記加熱冷却素子に前記電源から印加される前記電圧を制御して、前記マイクロ流路中の前記検知対象の液体の温度を変化させてPCR処理を行う、
PCR方法。
IPC (6件):
C12Q 1/68
, C12M 1/00
, G01N 37/00
, G01N 35/08
, C12M 1/38
, C12N 15/09
FI (6件):
C12Q1/68 A
, C12M1/00 A
, G01N37/00 101
, G01N35/08 A
, C12M1/38 Z
, C12N15/00 A
Fターム (14件):
2G058BB02
, 2G058BB09
, 2G058DA07
, 4B029AA07
, 4B029FA09
, 4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QQ42
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS39
, 4B063QX04
前のページに戻る