特許
J-GLOBAL ID:201703005627691637

光ポンピング磁力計および磁気センシング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 岡部 讓 ,  臼井 伸一 ,  越智 隆夫 ,  高橋 誠一郎 ,  吉澤 弘司 ,  齋藤 正巳 ,  木村 克彦 ,  田中 尚文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-143805
公開番号(公開出願番号):特開2017-026405
出願日: 2015年07月21日
公開日(公表日): 2017年02月02日
要約:
【課題】1つのプローブ光で空間的に異なる場所の磁気情報を分離して同時に取得しうる光ポンピング磁力計および磁気センシング方法を提供する。【解決手段】アルカリ金属原子を内包する少なくとも1つのセルと、ポンプ光を該セルに入射させるポンプ光光学系と、プローブ光を、該セル内において該ポンプ光と交差するように入射させるプローブ光光学系と、該アルカリ金属原子のスピン偏極を緩和させる複数の緩和光を、該ポンプ光と該プローブ光とが交差する領域内の互いに異なる位置に入射させる緩和光光学系と、該ポンプ光および該複数の緩和光と交差した該プローブ光を検出して検出信号を出力する手段と、該検出信号から、該互いに異なる位置の各々の磁場強度に関する情報を取得する手段と、を有し、該複数の緩和光の強度または波長の時間変化の周期と、該複数の位相の少なくとも一方が互いに異なる磁気センシング方法のための光ポンピング磁力計。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アルカリ金属原子を内包する少なくとも1つのセルと、 円偏光成分を有するポンプ光を前記セルに入射させるポンプ光光学系と、 直線偏光成分を有するプローブ光を、前記セル内において前記ポンプ光と交差するように前記セルに入射させるプローブ光光学系と、 前記アルカリ金属原子の電子のスピン偏極を緩和させる複数の緩和光を、前記ポンプ光と前記プローブ光とが交差する領域内の互いに異なる位置に入射させる緩和光光学系と、 前記ポンプ光および前記複数の緩和光と交差した前記プローブ光を検出して検出信号を出力する検出手段と、 前記検出信号から、前記互いに異なる位置の各々の磁場強度に関する情報を取得する情報取得手段と、を有し、 前記複数の緩和光の強度または波長の時間変化の周期と、前記複数の緩和光の位相の少なくとも一方が互いに異なる、光ポンピング磁力計。
IPC (1件):
G01R 33/26
FI (1件):
G01R33/26

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