特許
J-GLOBAL ID:201703005686535584
通信装置及び通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
田澤 英昭
, 濱田 初音
, 中島 成
, 河村 秀央
, 坂元 辰哉
, 辻岡 将昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-103596
公開番号(公開出願番号):特開2016-220059
出願日: 2015年05月21日
公開日(公表日): 2016年12月22日
要約:
【課題】ネットワークの一部に通信障害が生じた場合でもネットワーク符号化通信を安定して行う通信装置を提供する。【解決手段】通信装置Txは、ネットワーク符号化用の通信リンクの集合を計算するルーティング管理部11と、符号化ルーティングを行うNC通信部12と、スループットの計測値が閾値を下回った品質劣化リンクを特定するリンクスループット計測部33とを備える。リンクスループット計測部33は、品質劣化リンクを特定する通信劣化情報を送信端末に通知する。送信端末は、当該通信劣化情報の通知に応じて通信不能端末を特定する端末リストを通信装置Txに通知する。ルーティング管理部11は、当該通信不能端末を迂回する通信リンクの集合を再計算するので、NC通信部12は、当該再計算された通信リンクの集合を基に符号化ルーティングを行うことができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
ネットワーク符号化通信のための通信リンクの集合を構成する通信端末群のうちの任意の1台の通信端末である通信装置であって、
前記通信リンクの集合を計算するルーティング管理部と、
前記通信端末群のうち前記通信リンクのいずれかを介して当該1台の通信端末に隣接する隣接端末からパケットを受信し、当該受信されたパケットに対して符号化ルーティングを行うNC通信部と、
前記通信リンクのうち当該1台の通信端末と前記隣接端末間に存在する隣接リンクの各々について前記NC通信部で受信されたパケットのスループットを計測し、前記隣接リンクの中から前記スループットの計測値が閾値を下回った品質劣化リンクを特定するリンクスループット計測部と
を備え、
前記リンクスループット計測部は、前記通信端末群のうち前記ネットワーク符号化通信の始点となる送信端末に対して、前記品質劣化リンクを特定する通信劣化情報を通知し、
前記ルーティング管理部は、前記送信端末が前記通信劣化情報の通知に応じて前記通信端末群のうちの通信不能端末を特定する端末リストを当該1台の通信端末に通知したときに、前記通信不能端末を迂回する通信リンクの集合を再計算し、
前記NC通信部は、当該再計算された通信リンクの集合を基に符号化ルーティングを行う、
ことを特徴とする通信装置。
IPC (3件):
H04L 12/721
, H04L 12/70
, H04L 29/08
FI (3件):
H04L12/721 Z
, H04L12/70 100Z
, H04L13/00 307Z
Fターム (14件):
5K030GA03
, 5K030GA14
, 5K030JL01
, 5K030JT03
, 5K030LB05
, 5K030LB08
, 5K030MA04
, 5K030MB06
, 5K034AA05
, 5K034DD02
, 5K034EE11
, 5K034FF06
, 5K034KK21
, 5K034TT01
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