特許
J-GLOBAL ID:201703005700351114

熱回流乾燥機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-102546
公開番号(公開出願番号):特開2012-232127
特許番号:特許第6165416号
出願日: 2012年04月27日
公開日(公表日): 2012年11月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】 入気流路(110)に接続する流入口(101)と、水凝結機能を持つ配管セグメント(1029)を有する熱回流装置(102)と、配管セグメント出口(1021)と、回流熱気流入口(1022)と、前記配管セグメント出口(1021)および前記回流熱気流入口(1022)と接続する冷熱気流混合空間(1023)と、加熱空間(104)と、前記冷熱気流混合空間(1023)と前記加熱空間(104)との間に設けられる流体加熱装置(103)と、熱気流ポンプ入り口(111)を有する電動流体ポンプ(106)と、上下湾曲の導流部(1032)を有し一端が前記電動流体ポンプ(106)と接続する流体配管(1035)と、前記流体配管(1035)の他端に形成される流出口(109)と、前記流体加熱装置(103)および前記電動流体ポンプ(106)を制御する電気制御装置(107)と、前記電気制御装置(107)を制御する外部操作インタフェース(108)と、を備え、 前記流入口(101)は、前記電動流体ポンプ(106)のポンピングによって、温度が相対的低い外部の冷気体を前記配管セグメント(1029)のボディシェルの内部(1031)を介して前記冷熱気流混合空間(1023)に流入可能に形成され、 前記熱回流装置(102)は、前記入気流路(110)に接続する接合部を有し、 前記流体配管(1035)は、前記配管セグメント(1029)のボディシェルの外部(1030)と当接する上下湾曲の導流部(1032)を有し、前記加熱空間(104)から排出される熱気体を案内可能に形成され、 前記配管セグメント(1029)は、熱気流分流口(1026)、および、前記ボディシェルの外部(1030)により水凝結機能を有し、 前記流体加熱装置(103)は、電気エネルギーで加熱する電熱装置であり、前記電気制御装置(107)により発熱温度およびオン/オフを制御し、 前記加熱空間(104)は、前記回流熱気流入口及び前記流出口を備え、内部に乾燥待ちの標的を入れる空間を備え、密閉空間、半開放空間、または、開放空間であり、前記加熱空間(104)の前記回流熱気流入口から前記流体加熱装置(103)を介して熱気体が流れ込み可能であり、前記加熱空間(104)の熱気体流出口から前記熱気流ポンプ入り口(111)へ熱気体を排出可能であって、 前記電動流体ポンプ(106)は、前記加熱空間(104)と前記流体配管(1035)との間に設置され、流体圧送モータ(1061)および流体ポンプ(1062)を有し、前記流体圧送モータ(1061)が前記流体ポンプ(1062)を駆動することにより、外部の冷気体および前記加熱空間(104)から排出された熱気体をポンピングし、 前記電気制御装置(107)は、電気機械ユニット、固体電子回路ユニット及びマイクロプロセッサ、またはオペレーションソフトウェアによって構成され、電源からの電気エネルギー及び前記外部操作インタフェース(108)の設定および操作により、前記流体加熱装置(103)および前記電動流体ポンプ(106)の稼動を制御し、 前記外部操作インタフェース(108)は、電気機械ユニット、固体電子回路ユニット及びマイクロプロセッサ、またはオペレーションソフトウェアによって構成され、前記電気制御装置(107)の稼動を制御し、 前記流出口(109)は、前記熱回流装置(102)の前記流体配管(1035)を介して、前記熱気流分流口(1026)に導かれる一部の熱気体を外部へ排出可能に形成され、 前記電気制御装置(107)により前記電動流体ポンプ(106)と前記流体加熱装置(103)が駆動されると、外部の冷気体は、前記流入口(101)を経て前記配管セグメント(1029)の前記ボディシェルの内部(1031)に入り、前記配管セグメント出口(1021)を経て前記冷熱気流混合空間(1023)に入り、前記流体加熱装置(103)で加熱され、前記加熱空間(104)に入り、 前記加熱空間(104)から排出される水分を含む熱気体は、前記熱気流ポンプ入り口(111)を経て、前記電動流体ポンプ(106)により圧送され、前記配管セグメント(1029)の前記ボディシェルの外部(1030)と当接する前記流体配管(1035)へ流れ、 前記配管セグメント(1029)の前記ボディシェルの内部(1031)を通過する冷気体と、前記流体配管(1035)を通過する熱気体との温度差により、熱気流に含有される水分を前記配管セグメント(1029)の前記ボディシェルの外部(1030)で凝結させ収集または外部へ排出するとともに、熱気体の熱エネルギーにより前記配管セグメント(1029)の前記ボディシェルの内部(1031)を通過する冷気体を予熱し、 一部の熱気体は、前記熱気流分流口(1026)により前記回流熱気流入口(1022)に導かれ、前記冷熱気流混合空間(1023)に入り、外部の冷気体と一緒に前記冷熱気流混合空間(1023)で混合してから、前記流体加熱装置(103)により予熱・混合・再加熱後、前記加熱空間(104)に流入されることで、熱エネルギーロスを低減し、電気エネルギーを節約することを特徴とする熱回流乾燥機。
IPC (1件):
D06F 58/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
D06F 58/02 F
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 乾燥機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-044501   出願人:中国電力株式会社, 株式会社東京洗染機械製作所
  • 特開昭59-228897
  • 特開昭50-001450
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審査官引用 (8件)
  • 乾燥機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-044501   出願人:中国電力株式会社, 株式会社東京洗染機械製作所
  • 特開昭59-228897
  • 特開昭59-228897
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