特許
J-GLOBAL ID:201703005722418050

動力伝達チェーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-010698
公開番号(公開出願番号):特開2017-129250
出願日: 2016年01月22日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
【課題】抜止部材をチェーン進行方向に小型化できる動力伝達チェーンを提供する。【解決手段】リンク2のチェーン進行方向Xに並ぶ一対の貫通孔5,6に連結部材10,20が挿通される。抜止部材30が、一方の連結部材20が嵌合する嵌合孔60を区画する環状部40と、環状部40から延設され他方の連結部材10に引っ掛け係合されたフック部50を含む。嵌合孔60の内周60aは、チェーン進行方向X及びチェーン幅方向Wと直交する直交方向Vに対向して一方の連結部材20の係合溝21に係合した一対の第1内径部61と、チェーン進行方向Xに対向した一対の第2内径部62を含む。第1内径部61間の第1内径D1が第2内径部62間の第2内径D2よりも小さい。チェーン幅方向から見て一対の第1内径部61がチェーン進行方向Xに対向する状態で、嵌合孔60の輪郭形状が一方の連結部材20の輪郭形状を包含する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
チェーン進行方向に並ぶ複数のリンクと、 前記複数のリンクを互いに屈曲可能に連結し、前記チェーン進行方向と直交するチェーン幅方向に延びる複数の連結部材と、 前記連結部材からのリンクの抜けを防止する抜止部材と、を備え、 各前記リンクは、前記チェーン進行方向に並ぶ一対の貫通孔を形成しており、 前記連結部材は、前記一対の貫通孔にそれぞれ挿通された一対の連結部材を含み、 前記一対の連結部材のそれぞれは、前記チェーン幅方向の端部の外周に、前記チェーン幅方向と交差する係合溝を形成しており、 前記抜止部材は、前記一対の連結部材の何れか一方が挿通された嵌合孔を区画する環状部と、前記環状部から延設されて前記一対の連結部材の他方の係合溝に引っ掛け係合されたフック部と、を含む一体のユニットに形成されており、 前記嵌合孔の内周は、前記チェーン進行方向および前記チェーン幅方向の双方と直交する直交方向に対向して前記一対の連結部材の前記何れか一方の係合溝に係合した一対の第1内径部と、前記チェーン進行方向に対向した第2内径部とを含み、 前記一対の第1内径部間の間隔である第1内径が、前記一対の第2内径部間の間隔である第2内径よりも小さくされており、 前記チェーン幅方向から見たときに、前記一対の第1内径部が前記チェーン進行方向に対向する状態で、前記嵌合孔の輪郭形状が、前記前記一対の連結部材の前記何れか一方の輪郭形状を包含する大きさに形成されている動力伝達チェーン。
IPC (1件):
F16G 5/18
FI (1件):
F16G5/18 C

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