特許
J-GLOBAL ID:201703005735661531

マルチチャンバ式エアバッグ用の一方向バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 杉村 憲司 ,  吉澤 雄郎 ,  阿部 拓郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-087288
公開番号(公開出願番号):特開2017-019485
出願日: 2016年04月25日
公開日(公表日): 2017年01月26日
要約:
【課題】搭乗者が前方のみならず車内方向(例えば,進行方向に対して斜め方向)に向けて移動する衝突事故に車両が遭遇したときに,搭乗者の頭部を緩衝するように構成するエアバッグアセンブリを提供する。【解決手段】エアバッグ110は,膨張可能な第1チャンバ122を有する第1クッション部120と,第1クッション部に連結され,膨張可能な第2チャンバ132を有する第2クッション部130を備える。第1チャンバは,第1クッション部を展開させるようインフレータ112からの膨張ガスを受け入れ,第2クッション部は,第2クッション部を展開させるよう第1チャンバからの膨張ガスを受け入れる。一方向バルブ134は,第1チャンバから第2チャンバへ膨張ガスの流入を許容し,第2チャンバから第1チャンバへの膨張ガスの逆流を制限する。【選択図】図1B
請求項(抜粋):
エアバッグ組立体であって, 膨張可能な第1チャンバを有する第1クッション部を備え,該第1クッション部は,前記第1チャンバがインフレータから膨張ガスを受け入れることで圧縮状態から展開状態に膨張するように構成されると共に,膨張ガスを通気するようクッションベント孔を規定するクッションサイドパネルを含み, 膨張可能な第2チャンバを有する第2クッション部を備え,該第2クッション部は,前記第1クッション部に結合されると共に,前記第2チャンバが前記第1チャンバのクッションベント孔から膨張ガスを受け入れることで圧縮状態から展開状態に膨張するように構成され,更に, クッションベント孔を通じて前記第1チャンバから前記第2チャンバへの膨張ガスの流入を許容すると共に,前記第2チャンバから前記第1チャンバへの膨張ガスの流出を制限する一方向バルブを備え,該一方向バルブは, 前記クッションベント孔に対応するバルブ孔を有する第1バルブ層を含み,前記第1バルブ層は,前記バルブ孔及び並列する前記クッションベント孔と共に前記第2チャンバ内に配置され,前記クッションベント孔に隣接するクッション側壁に取り付けられ, 前記バルブ孔上の前記第1バルブ層を覆う第2バルブ層を更に含み,前記第2バルブ層が,1つ又は複数の縁部に沿って前記第1バルブ層に取り付けられると共に,他の少なくとも1つの縁部に沿って前記第1バルブ層に取り付けられない状態で,前記第1バルブ層と前記第2バルブ層の間に前記バルブ孔を形成し, 前記第1バルブ層と,前記バルブ孔における前記第2バルブ層部分とにより膨張ガスが前記バルブ孔から前記第2チャンバへの流入を許容し,前記第2バルブ層が前記第1バルブ層上に潰れることで前記バルブ孔を閉じ,前記第2チャンバ内の圧力が前記第1チャンバ内の圧力を超過する際に前記第2クッション部から前記第1クッション部へのガスの流出を制限する,エアバッグ組立体。
IPC (2件):
B60R 21/205 ,  B60R 21/232
FI (2件):
B60R21/205 ,  B60R21/232
Fターム (11件):
3D054AA03 ,  3D054AA07 ,  3D054AA14 ,  3D054AA18 ,  3D054BB17 ,  3D054CC04 ,  3D054CC06 ,  3D054CC10 ,  3D054CC16 ,  3D054CC34 ,  3D054FF16
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-325918   出願人:日本プラスト株式会社
  • 特許第7475904号
  • 車両用エアバッグ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-157860   出願人:東洋ゴム工業株式会社
審査官引用 (5件)
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-325918   出願人:日本プラスト株式会社
  • 特許第7475904号
  • 特許第7475904号
全件表示

前のページに戻る