特許
J-GLOBAL ID:201703005761576917

道路橋床版の変状監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-124562
公開番号(公開出願番号):特開2017-009415
出願日: 2015年06月22日
公開日(公表日): 2017年01月12日
要約:
【課題】簡易な装置によって道路橋床版を連続的に監視することができるとともに、微細な変状の進展から対策の検討が必要となる著しい変状に至るまでの前兆を捉えることが可能になる道路橋床版の変状監視方法を提供する。【解決手段】道路橋の床版に間隔をおいて設置された2つ以上の加速度センサにより通行車両の走行に起因する床版の振動加速度を測定し、得られた加速度時刻歴データを用いて0〜4000Hzの高周波数までの範囲のフーリエスペクトルを算出し、次いで2つの上記加速度センサ間のフーリエスペクトル比を算出して、当該フーリエスペクトル比の変化に基づいて床版における第1の変状の進展を監視するとともに、上記測定によって得られた加速度時刻歴データを用いて0〜20Hzの低周波数までの範囲のフーリエスペクトル比を算出し、当該フーリエスペクトル比の変化に基づいて第1の変状よりも大きな第2の変状に至る挙動を監視する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
道路橋の床版に間隔をおいて設置された2つ以上の加速度センサにより通行車両の走行に起因する上記床版の振動加速度を測定し、 上記測定によって得られた加速度時刻歴データを用いてフーリエ変換による0〜4000Hzの高周波数までの範囲のフーリエスペクトルを算出し、次いで2つの上記加速度センサ間のフーリエスペクトル比を算出して、当該フーリエスペクトル比の変化に基づいて上記床版における第1の変状の進展を監視するとともに、 上記測定によって得られた上記加速度時刻歴データを用いて0〜20Hzの低周波数までの範囲の上記フーリエスペクトル比を算出し、当該フーリエスペクトル比の変化に基づいて第1の変状よりも大きな第2の変状に至る挙動を監視することを特徴とする道路橋床版の変状監視方法。
IPC (1件):
G01N 29/12
FI (1件):
G01N29/12
Fターム (4件):
2G047AA05 ,  2G047AB04 ,  2G047BC04 ,  2G047CA01

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