特許
J-GLOBAL ID:201703005821384494
ポリトリメチレンテレフタレート組成物、ポリエステル繊維およびそれらの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
為山 太郎
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016050821
公開番号(公開出願番号):WO2016-117428
出願日: 2016年01月13日
公開日(公表日): 2016年07月28日
要約:
主たる繰り返し単位をトリメチレンテレフタレート単位とするポリエステルであって、(a)固有粘度が0.50〜1.60dL/g、(b)粒径1.0μmを超える粒子の重量分布が5.0重量%以下である二酸化チタンを0.05〜3.0重量%含有すること、(c)結晶化発熱ピークトップ温度が165°C以上であること、(d)結晶化発熱ピークの半値幅が20°C以下であること、の各要件を同時に満足するポリトリメチレンテレフタレート組成物である。またさらに二酸化チタンを湿式粉砕処理して用いる上記ポリトリメチレンテレフタレート組成物の製造方法や該組成物から得られる繊維を含む。本発明により単糸繊度の細い繊維を溶融紡糸にて製造する際に、工程が安定し、毛羽の発生が少ない繊維を得るのに好適な、ポリトリメチレンテレフタレート組成物が提供される。
請求項(抜粋):
主たる繰り返し単位をトリメチレンテレフタレート単位とするポリエステルであって、下記(a)〜(d)の各要件を同時に満足する、ポリトリメチレンテレフタレート組成物。
(a)固有粘度が0.50〜1.60dL/gの範囲にあること。
(b)レーザー回折/散乱式粒子径分布測定装置による粒度分布測定における、粒径1.0μmを超える粒子の重量分布が5.0重量%以下である二酸化チタンを0.05〜3.0重量%含有すること。
(c)示差走査熱量計を用いて、融点以上に加熱したポリトリメチレンテレフタレート組成物を10°C/分の速度で降温した際に表れる結晶化発熱ピークトップ温度が165°C以上であること。
(d)示差走査熱量計を用いて、融点以上に加熱したポリトリメチレンテレフタレート組成物を10°C/分の速度で降温した際に表れる結晶化発熱ピークの半値幅が20°C以下であること。
IPC (5件):
C08L 67/02
, C08G 63/183
, C08K 3/22
, D01F 6/62
, D01F 8/14
FI (5件):
C08L67/02
, C08G63/183
, C08K3/22
, D01F6/62 306P
, D01F8/14 Z
Fターム (28件):
4J002CF051
, 4J002DE136
, 4J002FD206
, 4J029AA01
, 4J029AB01
, 4J029AB05
, 4J029AB07
, 4J029AD01
, 4J029AD10
, 4J029AE02
, 4J029BA04
, 4J029CB06A
, 4J029HA01
, 4J029HB01
, 4J029JA093
, 4J029JB131
, 4J029JC581
, 4J029JC583
, 4J029JF321
, 4L035AA05
, 4L035BB31
, 4L041AA07
, 4L041AA08
, 4L041BA33
, 4L041CA06
, 4L041CA08
, 4L041CB05
, 4L041DD21
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