特許
J-GLOBAL ID:201703006010614143

永久磁石式回転電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013082948
公開番号(公開出願番号):WO2014-115435
出願日: 2013年12月09日
公開日(公表日): 2014年07月31日
要約:
従来の永久磁石をスキューした形状の回転子においては、回転子が正逆回転に対して対称とするためには磁石の両端に対して厚みを増加するなどの構成が用いられるが、過剰に厚みを増やしているといったことが起こっていた。永久磁石が磁極を形成しており、その永久磁石が軸方向にスキューしている回転子2において、最も減磁の起こりやすい箇所、すなわち、正の方向にスキューしている回転子部2Aの正の方向の部位Fおよび負の方向にスキューしている回転子部2Bの負の方向の部位Fについて永久磁石の厚みを厚くして減磁耐力強化部分を構成した。
請求項(抜粋):
永久磁石により複数の磁極が形成される回転子を備えた回転電機において、前記回転子の所定回転方向を磁極位置を示す機械角度の正の方向とした際に、前記回転子の軸方向全体を平均した各磁極中心に対して、回転子の軸方向の一部を構成する第1の回転子部についてその各磁極位置が正の方向にずれており、また、前記第1の回転子部と異なる軸方向位置で前記回転子の軸方向の一部を構成する第2の回転子部についてその各磁極位置が負の方向にずれていることで回転子の各磁極全体を形成しており、前記磁極が前記回転子の正の方向にずれている前記第1の回転子部の前記磁極を形成する永久磁石は、その磁石の周方向について正の部分の端部が負の部分の端部よりも減磁耐力の強い減磁耐力強化部分として構成され、前記磁極が前記回転子の負の方向にずれている前記第2の回転子部の前記磁極を形成する永久磁石はその磁石の周方向について負の部分の端部が正の部分の端部よりも減磁耐力の強い減磁耐力強化部分として構成されていることを特徴とする永久磁石式回転電機。
IPC (1件):
H02K 1/27
FI (1件):
H02K1/27 501M
Fターム (6件):
5H622AA02 ,  5H622AA04 ,  5H622CA02 ,  5H622CA07 ,  5H622CA10 ,  5H622CA14

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