特許
J-GLOBAL ID:201703006074434181

建築用電動シャッターにおける障害物検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 廣瀬 哲夫 ,  鈴木 佑子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-110515
公開番号(公開出願番号):特開2016-223160
出願日: 2015年05月29日
公開日(公表日): 2016年12月28日
要約:
【課題】ガイドレール6に沿うよう多段の投受光器9、10を設けた障害物検知装置において、シャッターカーテン4の開作動の過程で、停止指令によらず、異物付着等の不具合によりi段目の投受光器9-i、10-iの投受光が遮断された場合に、i段目以上の投受光器9-1〜i、10-1〜iの投受光による障害物検知制御を再開する。【解決手段】シャッターカーテン4が開作動している過程で、i段目の投受光器9-i、10-iの投受光が遮断された場合において、さらに最上段投受光器9-1、10-1の投受光が有った場合、i段目以上の投受光器9-1〜i、10-1〜iの投受光による障害物検知制御を再開するようにして、次回のシャッターカーテン4の閉作動では投受光器9-i、10-iの異常検知により閉作動できないようにする。【選択図】図8
請求項(抜粋):
建築物の出入り口等の開口部の上部に設けられる巻取りドラムと、該巻取りドラムに巻装されるシャッターカーテンと、巻取りドラムの正逆回転をしてシャッターカーテンの開閉作動をするための電動の開閉機と、該開閉機の正逆駆動の制御をする駆動用制御部と、シャッターカーテンの開閉案内をするべく開口部の左右に設けられるガイドレールとを備えて構成される建築用電動シャッターに障害物検知装置を設けるにあたり、 該障害物検知装置は、 ・ガイドレールに沿って上下に設けられる複数段の障害物検知用の投受光器と、 ・該投受光器の投受光が遮断されたことに基づいて障害物検知をして障害物検知信号を駆動用制御部に出力する障害物検知用制御部と、 ・シャッターカーテンの下端部に設けられ、上下に隣接する投受光器のうちの少なくとも二組の投受光を遮断する長さを備えた光遮断部と、 ・障害物検知用制御部からの障害物検知信号を受けることで開閉機の停止制御をする開閉機駆動用制御部とを備えて構成されるものであり、 前記障害物検知用制御部は、 ・シャッターカーテンの閉作動中においては、最上段の投受光器の投受光が遮断される以前の段階では、次の二段目以下の投受光器の少なくとも一つの投受光が遮断されることで障害物検知信号を出力する第一の場合、この第一の場合において最上段の投受光器の投受光が遮断されたときには光遮断部によるものであるとして二段目以上の投受光器の投受光は無視して次の三段目以下の投受光器の少なくとも一つの投受光が遮断されることで障害物検知信号を出力する第二の場合、この第二の場合を含む第iの場合においてi段目の投受光器の投受光が遮断されたときには光遮断部によるものであるとしてi+1段目以上の投受光器の投受光は無視して次のi+2段目以下の投受光器の少なくとも一つの投受光が遮断されることで障害物検知信号を出力する第i+1の場合になることを、順次最下段投受光器に至るまで繰り下がるようにして障害物検知制御を実行し、 ・シャッターカーテンの開作動では、投受光が遮断されたままの投受光器があった場合に、該遮断された投受光器位置でシャッターカーテンが停止したものと判断して、次回のシャッターカーテン閉作動では、前記遮断された投受光器より一つ下段の投受光器以上の投受光は無視し、前記一つ下段の投受光器以下の投受光器による障害物検知制御を実行するものとして構成され、 前記障害物検知用制御部には、シャッターカーテンの開作動で、最上段投受光器を除いた少なくとも一つの投受光器の投受光が遮断されたままの状態で最上段投受光器の投受光が遮断状態から投受光状態に変化した場合に、無視していた全ての投受光器の障害物検知制御を再開させる障害物制御再開手段が設けられていることを特徴とする建築用電動シャッターにおける障害物検知装置。
IPC (1件):
E06B 9/84
FI (1件):
E06B9/84 D
Fターム (8件):
2E042AA01 ,  2E042BA00 ,  2E042CA01 ,  2E042CB05 ,  2E042CB10 ,  2E042CC03 ,  2E042CC06 ,  2E042DA01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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