特許
J-GLOBAL ID:201703006124629981

汚染に対し過酸化水素を用いるHaematococcus pluvialisの培養方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中島 淳 ,  加藤 和詳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-197068
公開番号(公開出願番号):特開2017-035098
出願日: 2016年10月05日
公開日(公表日): 2017年02月16日
要約:
【課題】汚染に対し過酸化水素を用いるHaematococcus pluvialisの培養方法を提供する。【解決手段】本発明の培養方法は、a.Haematococcus pluvialis細胞の集団を液体培養培地において成長条件で培養して、主に緑色遊泳型段階にある前記細胞の培養物を得ること;b.前記主に緑色遊泳型段階の前記培養物を過酸化水素に接触させて、過酸化水素の計算濃度(mL/L)を前記液体培養培地1L当たり0.005mL〜0.020mLの範囲とすること;及びc.赤色化条件で前記細胞を培養して、カロテノイド類の蓄積のための赤色シスト型段階の細胞を形成すること、を含む。【選択図】なし
請求項(抜粋):
a.Haematococcus pluvialis細胞の集団を液体培養培地において成長条件で培養して、主に緑色遊泳型段階にある前記Haematococcus pluvialis細胞の培養物を得ること; b.前記主に緑色遊泳型段階の前記培養物を、前記液体培養培地1L当たりの計算濃度(mL/L)が0.005mL〜0.020mLの範囲の過酸化水素に接触させること;及び c.赤色化条件で前記Haematococcus pluvialis細胞を培養して、アスタキサンチンの蓄積のための赤色シスト型段階の細胞を形成すること、 を含み、 前記成長条件が、30モルm-2d-1〜60モルm-2d-1の範囲の光合成有効放射強度と、前記液体培養培地における20ppm〜50ppmの範囲の硝酸塩濃度と、前記液体培養培地における1ppt未満の塩化ナトリウムと、を含み、 前記赤色化条件が、前記液体培養培地における1ppt〜5pptの塩化ナトリウムの存在を含む、 Haematococcus pluvialisの培養方法。
IPC (2件):
C12N 1/12 ,  C12Q 1/02
FI (2件):
C12N1/12 A ,  C12Q1/02
Fターム (24件):
4B063QQ07 ,  4B063QQ09 ,  4B063QQ15 ,  4B063QQ61 ,  4B063QR76 ,  4B063QR78 ,  4B064AC37 ,  4B064AH01 ,  4B064CA08 ,  4B064CC09 ,  4B064CC30 ,  4B064CD02 ,  4B064CD30 ,  4B064DA10 ,  4B065AA83X ,  4B065AC14 ,  4B065BB02 ,  4B065BC48 ,  4B065BD22 ,  4B065BD50 ,  4B065CA05 ,  4B065CA09 ,  4B065CA41 ,  4B065CA52
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)

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