特許
J-GLOBAL ID:201703006205398674

セルロース系バイオマスを原料とする糖化液製造方法及び糖化液製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 有古特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012008270
公開番号(公開出願番号):WO2014-102858
出願日: 2012年12月25日
公開日(公表日): 2014年07月03日
要約:
本発明の糖化液製造方法は、(1)セルロース系バイオマスのスラリーを、超臨界状態又は亜臨界状態で熱水処理することにより、セルロース系バイオマスに含有されているヘミセルロース又はセルロースをC5糖類又はC6糖類へと糖化分解する糖化分解工程と、(2)前記糖化分解工程後、スラリー中の固形物の移動方向とオーバーフロー水の移動方向とが逆向きとなるように、直列に配置された複数段の洗浄用シックナーを用いて、スラリー中の固形物を連続して洗浄水によって洗浄する洗浄工程と、(3)前記洗浄工程で回収された洗浄水から、前記洗浄用シックナーとは別個の静置用シックナーを用いて固形残渣を除去した後、濃縮装置を用いて前記静置用シックナーの上澄液を濃縮して糖化液とする濃縮工程とを有し、糖回収率が高く、濃縮装置にスケーリングが発生しにくい。
請求項(抜粋):
セルロース系バイオマスのスラリーを、超臨界状態又は亜臨界状態で熱水処理することにより、セルロース系バイオマスに含有されているヘミセルロース又はセルロースをC5糖類又はC6糖類へと糖化分解する糖化分解工程と、 前記糖化分解工程後、スラリー中の固形物の移動方向とオーバーフロー水の移動方向とが逆向きとなるように、直列に配置された複数段の洗浄用シックナーを用いて、スラリー中の固形物を連続して洗浄水によって洗浄する洗浄工程と、 前記洗浄工程で回収された洗浄水から、前記洗浄用シックナーとは別個の静置用シックナーを用いて固形残渣を除去した後、濃縮装置を用いて前記静置用シックナーの上澄水を濃縮して糖化液とする濃縮工程と、 を有する、セルロース系バイオマスを原料とする糖化液製造方法。
IPC (1件):
C13K 1/02
FI (1件):
C13K1/02

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