特許
J-GLOBAL ID:201703006229229431
凝固分析を使用した抗凝固剤の検出および分類
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
古谷 聡
, 大西 昭広
, 西山 清春
, 細井 玲
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-503103
公開番号(公開出願番号):特表2017-523411
出願日: 2015年07月30日
公開日(公表日): 2017年08月17日
要約:
いくつかの実施態様において、本発明は、患者における治療的に関連する量またはそれよりも大きい量の抗凝固剤を検出および/または分類するための方法を提供する。当該方法は、対照血液成分の対照サンプル(抗凝固剤を含まないことが知られている)を、第Xa因子試薬の存在下で凝固分析して、対照第Xa因子凝固測定値を得ること、ならびに抗凝固剤を有する可能性のある患者からの血液成分のサンプルを、第Xa因子試薬の存在下で凝固分析して、患者第Xa因子凝固測定値を得ること、ここで対照サンプルの凝固測定値よりも大きい患者サンプルの凝固測定値は、患者において、治療的に関連する量またはそれよりも大きい量の抗凝固剤が存在することを示す、を含む。いくつかの実施態様において、本発明はさらに、エカリン試薬の存在下での凝固分析を使用した、抗凝固剤を抗第Xa因子抗凝固剤または直接トロンビン阻害剤として分類する方法を含む。いくつかの実施態様において、本発明は、患者における治療的に関連する量またはそれよりも大きい量の抗凝固剤を検出および/または分類するための方法を提供する。当該方法は、対照血液成分の対照サンプル(抗凝固剤を含まないことが知られている)を、エカリン試薬の存在下で凝固分析して、対照エカリン測定値を得ること、ならびに抗凝固剤を有する可能性のある患者からの血液成分のサンプルを、エカリン試薬の存在下で凝固分析して、患者エカリン凝固測定値を得ること、ここで対照サンプルの凝固測定値よりも大きい患者サンプルの凝固測定値は、患者において、治療的に関連する量またはそれよりも大きい量の抗凝固剤が存在することを示し、そしてそれをDTIとして分類する、を含む。いくつかの実施態様において、本発明はさらに、第Xa因子試薬の存在下で、抗凝固剤を確認し、そして抗第Xa因子抗凝固剤として分類する方法をさらに含む。【選択図】図9
請求項(抜粋):
抗凝固剤を有する可能性のある患者において、治療的に関連する量またはそれよりも大きい量の抗凝固剤を検出するための方法であって、
a)抗凝固剤を含まないことが知られている対照血液成分のサンプルを、第Xa因子試薬の存在下で凝固分析して、対照第Xa因子凝固測定値を得ること、ならびに
b)抗凝固剤を有する可能性のある患者からの血液成分のサンプルを、第Xa因子試薬の存在下で凝固分析して、患者第Xa因子凝固測定値を得ること、
ここで対照第Xa因子凝固測定値よりも大きい患者第Xa因子凝固測定値は、治療的に関連する量の抗凝固剤が患者に存在することを示し、そしてここで対照第Xa因子凝固測定値よりも小さいまたは等しい患者第Xa因子凝固測定値は、治療的に関連する量またはそれよりも大きい量の抗凝固剤が患者に存在しないことを示す、を含む方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (24件):
2G045AA10
, 2G045AA11
, 2G045AA13
, 2G045AA25
, 2G045AA40
, 2G045BA08
, 2G045BA13
, 2G045BB31
, 2G045BB34
, 2G045CA02
, 2G045CA11
, 2G045CA24
, 2G045CA25
, 2G045CA26
, 2G045DA20
, 2G045DA36
, 2G045DA37
, 2G045DA41
, 2G045FA11
, 2G045FB01
, 2G045GC04
, 2G045JA01
, 2G045JA07
, 2G045JA10
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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Measuring the anticoagulant effects of target specific oral anticoagulants-reasons, methods and curr
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The Laboratory and the New Oral Anticoagulants
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Performance of coagulation tests in patients on therapeutic doses of dabigatran: a cross-sectional p
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