特許
J-GLOBAL ID:201703006465301941

多方向性粘膜送達装置および使用法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  大関 雅人 ,  五十嵐 義弘 ,  川本 和弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-215881
公開番号(公開出願番号):特開2017-019878
出願日: 2016年11月04日
公開日(公表日): 2017年01月26日
要約:
【課題】短時間で経皮吸収させることができ、また、薬物乱用防止にも有効なシート状貼付剤の提供。【解決手段】シート状貼付剤は、2つの粘膜付着層(10及び20)をからなり、これら2つの層は、外面に粘膜付着表面(40)を有しており、頬の内側あるいは舌下に適用したとき、両方の粘膜付着表面から薬剤が放出されるため短時間で薬剤を経皮吸収させることができる経皮吸収方法。さらに本貼付剤は中間層(50)を備えることができ、薬剤がオピオイド等乱用性薬物の場合には、該中間層にナロキソン等のアンタゴニストを含有させておけば、アンタゴニストは経皮的に吸収されないため、オピオイドの鎮痛作用のみを示す。一方、乱用を目的として貼付剤を溶解し、注射するなどした場合は、アンタゴニストによりオピオイドは無効化される経皮吸収用貼布剤。【選択図】図3
請求項(抜粋):
活性剤を対象へ経粘膜的に送達する方法における使用のための柔軟な薬学的送達装置であって、 該薬学的送達装置が、 活性剤の経粘膜送達のための第1の粘膜付着表面、 活性剤の経粘膜送達のための、第1の粘膜付着表面と向かい合う第2の粘膜付着表面、および 装置中に組み入れられた活性剤およびアンタゴニスト を含み; 第1および第2の粘膜付着表面が1つの単一の柔軟な粘膜付着薄膜層により規定され;活性剤がオピオイドであり;有効量の活性剤が対象へ送達され;かつ装置の厚さが約0.005 mm〜約3 mmの範囲に渡る、 前記薬学的送達装置。
IPC (3件):
A61K 31/485 ,  A61K 45/00 ,  A61K 9/70
FI (4件):
A61K31/485 ,  A61K45/00 ,  A61K9/70 ,  A61K9/70 401
Fターム (53件):
4C076AA61 ,  4C076AA71 ,  4C076AA72 ,  4C076BB21 ,  4C076CC01 ,  4C076DD26Z ,  4C076DD29U ,  4C076DD38 ,  4C076DD41 ,  4C076DD43 ,  4C076DD45R ,  4C076DD59 ,  4C076EE09M ,  4C076EE09N ,  4C076EE09P ,  4C076EE09Q ,  4C076EE31M ,  4C076EE31N ,  4C076EE31P ,  4C076EE31Q ,  4C076EE32M ,  4C076EE32N ,  4C076EE32P ,  4C076EE32Q ,  4C076FF02 ,  4C076FF04 ,  4C076FF06 ,  4C076FF31 ,  4C076FF34 ,  4C076FF35 ,  4C076FF39 ,  4C076FF53 ,  4C076FF61 ,  4C076FF66 ,  4C076FF67 ,  4C076GG21 ,  4C084AA17 ,  4C084MA32 ,  4C084MA56 ,  4C084NA05 ,  4C084NA06 ,  4C084ZA082 ,  4C084ZC392 ,  4C086AA10 ,  4C086CB23 ,  4C086MA02 ,  4C086MA06 ,  4C086MA32 ,  4C086MA56 ,  4C086NA05 ,  4C086NA06 ,  4C086ZA08 ,  4C086ZC39
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Psychopharmacology, 20011012, Vol.159, pp.161-166

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