特許
J-GLOBAL ID:201703006520725772
バイポーラ処置具
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
蔵田 昌俊
, 野河 信久
, 河野 直樹
, 井上 正
, 鵜飼 健
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016063766
公開番号(公開出願番号):WO2016-190072
出願日: 2016年05月09日
公開日(公表日): 2016年12月01日
要約:
バイポーラ処置具(2)は長手軸(C)に沿うシース(16)を有する。シース(16)の内部の空洞(30)には導電ロッド(17)が挿通されている。シース(16)には導電ロッド(16)のロッド処置部(21)に対して開閉可能なクランプ部(22)が取り付けられている。ロッド処置部(21)とクランプ部(22)の間に処置対象を把持する。ロッド処置部(21)及びクランプ部(22)を介して処置対象に高周波電流を通ずる。ロッド処置部(21)の超音波振動により処置対象に摩擦熱を発生する。シース(16)の空洞(30)内に形成されたチャンネル(71)を通じてロッド処置部(21)とクランプ部(22)の間に生理食塩水を供給する。シース(16)は絶縁性の内周コーティング部(81)を有し、ロッド処置部(21)は絶縁性のロッドコーティング部(77)を有する。よって、シース(16)とロッド処置部(21)との間に高周波電流が流れない。このため、ロッド処置部(21)とクランプ部(22)との間の電流密度は処置に適する大きさに維持される。
請求項(抜粋):
先端部及び基端部を有するとともに、前記基端部から前記先端部へ向かって長手軸に沿って延設され、導電性を有する導電ロッドと、 前記長手軸に沿って延設されるとともに、内部に空洞が形成され、前記導電ロッドの前記先端部が先端側に向かって突出する状態で前記導電ロッドが前記空洞に挿通されるシースと、 導電性を有する電極を備えるとともに、前記シースに取付けられ、前記導電ロッドの前記先端部に対して開閉可能なクランプ部と、 前記シースの前記内部の前記空洞において基端側から前記先端側に向かって延設されるとともに、前記空洞の先端側の部位において少なくとも前記導電ロッドに対して前記クランプ部が位置する側に噴出口を有し、前記噴出口から前記導電ロッドの前記先端部と前記クランプ部との間に向かって液体を噴出するチャンネルと、 前記空洞において前記噴出口よりも先端側で、かつ、前記長手軸に対して前記クランプ部が位置する側とは反対側を少なくとも含む範囲において、前記導電ロッドの外周面及び前記シースの内周面の少なくとも一方にコーティングされ、電気的に絶縁性を有する絶縁コーティング部と、 を具備するバイポーラ処置具。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B18/14
, A61B17/32 510
Fターム (13件):
4C160JJ23
, 4C160JJ24
, 4C160JJ25
, 4C160JJ43
, 4C160JJ46
, 4C160KK03
, 4C160KK04
, 4C160KK15
, 4C160KK23
, 4C160KK39
, 4C160KK54
, 4C160KL02
, 4C160MM32
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