特許
J-GLOBAL ID:201703006797130873

脂肪族ポリカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 正己 ,  加々美 紀雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-029573
公開番号(公開出願番号):特開2017-145360
出願日: 2016年02月19日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】低脱炭酸率かつ高分子量のポリマーが製造可能な脂肪族ポリカーボネートの製造方法の提供。【解決手段】臨界圧力に満たない低圧下の二酸化炭素の存在下で、1種以上の環状カーボネートを含む第一のモノマー、酸触媒、塩基触媒及び二酸化炭素を反応器に供給し、第一のモノマーを重合させる第一の工程と、第一のモノマーを重合させる反応が進行している反応混合物中に、第一のモノマーと同種または異種の、少なくとも1種の環状カーボネートを含む第二のモノマーを供給して重合させる第二の工程とを有し、第二の工程において、反応混合物中の重合反応によって形成されたポリマーの質量と第一のモノマーの質量と第二のモノマーの質量との合計量を100質量%としたとき、第一のモノマーの質量と第二のモノマーの質量との合計量が3質量%以上50質量%未満である状態を維持するように第二のモノマーを連続的に供給する脂肪族ポリカーボネートの製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
臨界圧力に満たない低圧下の二酸化炭素の存在下で環状カーボネートの開環重合により脂肪族ポリカーボネートを製造する方法であって、 少なくとも1種の環状カーボネートを含む第一のモノマーと、酸触媒と、塩基触媒と、二酸化炭素とを反応器に供給し、前記第一のモノマーを重合させる第一の工程と、 前記第一のモノマーを重合させる反応が進行している反応混合物中に、前記第一のモノマーと同種または異種の、少なくとも1種の環状カーボネートを含む第二のモノマーを供給して重合させる第二の工程とを有し、 前記第二の工程において、反応混合物中における重合反応によって形成されたポリマーの質量と第一のモノマーの質量と第二のモノマーの質量との合計量を100質量%としたとき、前記第一のモノマーの質量と第二のモノマーの質量との合計量が、3質量%以上50質量%未満である状態を維持するように前記第二のモノマーを連続的に供給する ことを特徴とする、脂肪族ポリカーボネートの製造方法。
IPC (2件):
C08G 64/30 ,  C08G 64/02
FI (2件):
C08G64/30 ,  C08G64/02
Fターム (46件):
4J029AA09 ,  4J029AB05 ,  4J029AC01 ,  4J029AC03 ,  4J029AE01 ,  4J029AE02 ,  4J029AE03 ,  4J029BA03 ,  4J029BA04 ,  4J029BA07 ,  4J029BA08 ,  4J029BA09 ,  4J029BA10 ,  4J029BG01 ,  4J029HC06 ,  4J029JA091 ,  4J029JA121 ,  4J029JB131 ,  4J029JB151 ,  4J029JB171 ,  4J029JC031 ,  4J029JC041 ,  4J029JC141 ,  4J029JC231 ,  4J029JC261 ,  4J029JC571 ,  4J029JF031 ,  4J029JF041 ,  4J029JF071 ,  4J029JF131 ,  4J029JF141 ,  4J029JF181 ,  4J029JF221 ,  4J029JF321 ,  4J029JF331 ,  4J029JF371 ,  4J029JF421 ,  4J029JF471 ,  4J029JF571 ,  4J029KB13 ,  4J029KB18 ,  4J029KB22 ,  4J029KD05 ,  4J029KD06 ,  4J029KD09 ,  4J029KE08
引用特許:
審査官引用 (6件)
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