特許
J-GLOBAL ID:201703006821004256

細胞に抗ガン物質を送達する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  大関 雅人 ,  五十嵐 義弘 ,  川本 和弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-216967
公開番号(公開出願番号):特開2017-025108
出願日: 2016年11月07日
公開日(公表日): 2017年02月02日
要約:
【課題】植物ポリフェノールであるフラボノイドを用いて腫瘍細胞を含む細胞に生理活性物質を送達する方法の提供。【解決手段】トラスツズマブである抗ガン物質と、(i)アルデヒド結合ポリ(エチレングリコール)及び(ii)モノマー(-)-エピガロカテキンガラート又はオリゴマー(-)-エピガロカテキンガラートのいずれかであるフラボノイドの結合体とを含むミセルナノ複合体であって、ミセルナノ複合体がフラボノイドのA環のC6及び/又はC8部位にて結合されているアルデヒド結合ポリ(エチレングリコール)を有し、抗ガン物質がオリゴマー(-)-エピガロカテキンガラートと複合体形成し、細胞に送達されると、ミセルナノ複合体が抗ガン物質及びフラボノイドとの間で相乗的な抗ガン効果を示す、ミセルナノ複合体。【選択図】なし
請求項(抜粋):
トラスツズマブである抗ガン物質と、 (i)アルデヒド結合ポリ(エチレングリコール)および (ii)モノマー(-)-エピガロカテキンガラートまたはオリゴマー(-)-エピガロカテキンガラートのいずれかであるフラボノイド の結合体とを含むミセルナノ複合体であって、 ミセルナノ複合体がフラボノイドのA環のC6および/またはC8部位にて結合されているアルデヒド結合ポリ(エチレングリコール)を有し、 ここで、フラボノイドがモノマー(-)-エピガロカテキンガラートである場合は、ミセルナノ複合体がミセルナノ複合体の内核内の非-結合オリゴマー (-)-エピガロカテキンガラートをさらに含み、 抗ガン物質がオリゴマー(-)-エピガロカテキンガラートと複合体形成し、 細胞に送達されると、ミセルナノ複合体が抗ガン物質およびフラボノイドとの間で相乗的な抗ガン効果を示す、 ミセルナノ複合体。
IPC (9件):
A61K 39/395 ,  A61K 31/353 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00 ,  A61K 9/10 ,  A61K 47/10 ,  A61K 47/22 ,  A61K 47/34 ,  A61K 47/50
FI (9件):
A61K39/395 T ,  A61K31/353 ,  A61P35/00 ,  A61P43/00 121 ,  A61K9/10 ,  A61K47/10 ,  A61K47/22 ,  A61K47/34 ,  A61K47/48
Fターム (30件):
4C076AA16 ,  4C076AA22 ,  4C076AA95 ,  4C076BB11 ,  4C076BB32 ,  4C076CC27 ,  4C076DD59 ,  4C076EE23 ,  4C076EE59 ,  4C076FF16 ,  4C076FF34 ,  4C076FF68 ,  4C085AA14 ,  4C085AA21 ,  4C085EE01 ,  4C085EE03 ,  4C085GG01 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086BA08 ,  4C086MA02 ,  4C086MA03 ,  4C086MA05 ,  4C086MA21 ,  4C086MA66 ,  4C086MA67 ,  4C086NA05 ,  4C086NA13 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZC75

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