特許
J-GLOBAL ID:201703006865779387
ガスセンサ素子
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-033313
公開番号(公開出願番号):特開2017-150933
出願日: 2016年02月24日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】電極の切断面において混在領域と空隙とが存在することにより、電極の抵抗値を低く抑えて、酸素分解活性を高めることができるガスセンサ素子を提供すること。【解決手段】ガスセンサ素子は、固体電解質板2と、固体電解質板2の表面に設けられた測定電極及び基準電極とを備える。基準電極を厚み方向Tに沿って切断した切断面X1においては、貴金属領域31と、固体電解質領域32と、混在領域33と、空隙34とが存在している。ここで、基準電極の切断面X1における面積Aに対する、混在領域33の切断面X1における面積Bの割合を混在領域割合B/Aとし、基準電極の切断面X1における面積Aに対する、空隙34の切断面X1における面積Cの割合を空隙割合C/Aとしたとき、混在領域割合B/Aと空隙割合C/Aとの積であるパラメータ値は、0.001〜0.01の範囲内にある。【選択図】図2
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性を有する固体電解質板(2)と、該固体電解質板の表面に設けられた電極(3A、3B)とを備え、
該電極は、白金を含む貴金属と、上記固体電解質板を構成するセラミックス材料と同種のセラミックス材料からなる固体電解質とを含有しており、
上記電極を厚み方向(T)に沿って切断した切断面(X1)においては、上記貴金属が塊状に集まった貴金属領域(31)と、上記固体電解質が塊状に集まった固体電解質領域(32)と、上記貴金属と上記固体電解質とが分布する混在領域(33)と、空隙(34)とが存在しており、
上記電極の上記切断面における面積Aに対する、上記混在領域の上記切断面における面積Bの割合を示す混在領域割合B/Aと、上記電極の上記切断面における面積Aに対する、上記空隙の上記切断面における面積Cの割合を示す空隙割合C/Aとの積であるパラメータ値が、0.001〜0.01の範囲内にある、ガスセンサ素子(1)。
IPC (2件):
FI (3件):
G01N27/41 325Z
, G01N27/41 325K
, G01N27/416 331
前のページに戻る