特許
J-GLOBAL ID:201703006914169280

複合共振法による非接触応力測定方法及びその測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 武政国際特許商標事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-015950
公開番号(公開出願番号):特開2017-134013
出願日: 2016年01月29日
公開日(公表日): 2017年08月03日
要約:
【課題】PCワイヤー等の線材の張力のような応力変化に伴う磁気特性の微小変化を大きな変化値として検出することで、その測定精度を向上させる。【解決手段】一次コイル(励磁コイル)1で線材wを励磁し、この励磁された線材wの磁気特性により、二次コイル(帰還コイル)2に電圧を誘起させ、二次コイル(帰還コイル)2とコンデンサ4により並列共振回路5を形成し、この信号の適正な正帰還量を増幅器6に入力することで自励発振器として作動させ、増幅器6の出力について、二次コイル(帰還コイル)2の共振電圧値が一定になるよう発振ループを作動させ、このとき一次コイル(励磁コイル)1の両端電位は励磁電流に比例するので、この励磁電流のヒステリシス損による位相のずれを補正して、線材wの応力を測定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ワイヤー等の線材(w)の応力変化に伴う磁気特性の変化を検出し、該線材(w)の応力を測定する複合共振法による非接触応力測定方法であって、 直列共振周波数近傍になるコンデンサ(9)を介して一次コイル(励磁コイル)(1)で前記線材(w)を励磁し、この励磁された該線材(w)の磁気特性により、二次コイル(帰還コイル)(2)に電圧を誘起させ、 前記二次コイル(帰還コイル)(2)とコンデンサ(4)により並列共振回路(5)を形成し、この信号は正帰還(β)の減衰器(12)を介して、適正な正帰還量を増幅器(6)に入力することで自励発振器として作動させ、 前記増幅器(6)の出力は、前記線材(w)を励磁させ、同時にその出力の一部から負帰還(-β)の減衰器(13)を介して該増幅器(6)の安定を図り、 前記二次コイル(帰還コイル)(2)の共振電圧値が一定になるよう発振ループを作動させ、このとき前記一次コイル(励磁コイル)(1)の両端電位は励磁電流に比例するので、この励磁電流のヒステリシス損による位相のずれを補正して、前記線材(w)の応力を測定する、ことを特徴とする複合共振法による非接触応力測定方法。
IPC (1件):
G01L 5/10
FI (1件):
G01L5/10 F
Fターム (3件):
2F051AA07 ,  2F051AB05 ,  2F051CA00
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特許第3942463号
  • 特許第5035729号
  • 鋼材の張力測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-080728   出願人:新日本製鐵株式会社
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