特許
J-GLOBAL ID:201703006991780250

ドグ式クラッチ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 貝塚 亮平 ,  岩田 啓
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016059046
公開番号(公開出願番号):WO2016-158581
出願日: 2016年03月22日
公開日(公表日): 2016年10月06日
要約:
簡単かつ安価な構造で、スリーブと変速ギヤの相対回転位置に関わらずこれらの係合動作を確実に行わせることが可能なドグ式クラッチ機構を提供する。スリーブ(20)が変速ギヤ(30)側に摺動するときに、スリーブ(20)のドグ歯(21b)がキー部材(50)に当接(衝突)した場合、コイルスプリング(55)の付勢力に抗してキー部材(50)が変速ギヤ(30)側の退避位置に退避し、ドグ歯(21b)が複数のキー部材(50)の間に形成したキー溝(51)に嵌合して、回転軸(2)と変速ギヤ(30)とが一体に回転する噛合状態となる。スリーブ(20)のドグ歯(21b)がキー部材(50)に衝突しても、ドグ歯(21b)が衝突したキー部材(50)が退避位置へ退避するので、一度のみの係合動作でドグ式クラッチ機構(1)を確実に係合させることができる。
請求項(抜粋):
回転軸と、 前記回転軸に対して相対回転不能且つ軸方向に摺動可能に設置された摺動部材と、 前記回転軸の軸方向において前記摺動部材に隣接して配置され、前記回転軸と同心上で相対回転可能に設けられた回転部材と、 軸方向における前記摺動部材の前記回転部材側の端部に設けたドグ歯と、 前記回転部材に形成された軸方向に延びる複数のスプライン溝と、 各々が前記回転部材に対して軸方向に相対移動可能に設けられ、前記複数のスプライン溝それぞれに挿入された複数のキー部材と、 前記複数のキー部材の周方向の隙間に形成された複数の隙間部と、 前記複数のキー部材を軸方向で前記摺動部材に向けて付勢する付勢手段と、を備え、 前記摺動部材が前記回転部材側に摺動するときに、前記ドグ歯が前記キー部材に当接した場合、前記付勢手段の付勢力に抗して前記キー部材が前記回転部材側の退避位置に退避し、前記ドグ歯が前記隙間部に嵌合して、前記回転軸と前記回転部材とが一体に回転する噛合状態となることを特徴とするドグ式クラッチ機構。
IPC (1件):
F16D 11/10
FI (1件):
F16D11/10 C
Fターム (17件):
3J056AA03 ,  3J056AA14 ,  3J056AA63 ,  3J056BB05 ,  3J056BB15 ,  3J056BB21 ,  3J056BC01 ,  3J056BE27 ,  3J056BE30 ,  3J056CA12 ,  3J056CB03 ,  3J056CB05 ,  3J056CC03 ,  3J056CC08 ,  3J056CC13 ,  3J056GA05 ,  3J056GA12

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