特許
J-GLOBAL ID:201703007047837327

セグメントの構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 朔生
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-170834
特許番号:特許第6216011号
出願日: 2016年09月01日
要約:
【課題】安価で迅速に接合できるセグメントの構造を提供する。 【解決手段】セグメント継手面のメス継手は、対向する二枚の板体21の先端に爪22を設けて構成し、板体が変形しても弾性によって元の状態に戻るように構成し、オス継手は、メス継手の二枚の板体間に挿入する板体であり、メス継手の爪が挿入可能な係合窓11を開口して構成し、係合窓は、トンネル軸方向にメス継手の幅よりも広い空間を形成し、係合窓の内部でメス継手がトンネル軸方向に移動可能に構成し、セグメント継手面は、オス継手に沿って形成したオス継手収納室6と、メス継手に沿って形成したメス継手収納室5を有し、オス継手収納室は、メス継手の移動方向に連続する、挿入空間と係止空間と、を有し、挿入空間は、メス継手の移動方向と逆側に、メス継手の幅よりもトンネル軸方向に広い空間を形成してあり、メス継手をトンネル軸方向に移動することにより、オス継手の係合窓に係合する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 シールドトンネルの覆工を構成するセグメントの構造であって、 前記セグメントのセグメント継手面には、オス継手とメス継手を備え、 前記メス継手は、対向する二枚の板体の先端に爪を設けて構成し、前記両爪は、前記板体が変形しても弾性によって元の状態に戻るように構成し、 前記オス継手は、前記メス継手の前記二枚の板体間に挿入する板体であり、前記メス継手の前記爪が挿入可能な係合窓を開口して構成し、 前記係合窓は、トンネル軸方向に前記メス継手の幅よりも広い空間を形成し、前記係合窓の内部で前記メス継手がトンネル軸方向に移動可能に構成し、 前記セグメント継手面は、前記オス継手に沿って形成したオス継手収納室と、前記メス継手に沿って形成したメス継手収納室を有し、 前記オス継手収納室は、前記メス継手の移動方向に連続する、挿入空間と係止空間と、を有し、 前記挿入空間は、前記メス継手の移動方向と逆側に、前記メス継手の幅よりもトンネル軸方向に広い空間を形成してあり、前記空間に配置した前記メス継手をトンネル軸方向に移動することにより、前記メス継手を前記オス継手の前記係合窓に係合し、 前記挿入空間の上下の間隔は、対向する前記メス継手間に前記オス継手を挿入した際に、前記メス継手の前記爪が前記オス継手に接して、前記メス継手が上下に開くことができる間隔であり、 前記係止空間の上下の間隔は、対向する前記メス継手の前記二枚の板体と、前記メス継手間に挿入したオス継手とを合わせた厚さと略同一であることを特徴とする、 セグメントの構造。
IPC (1件):
E21D 11/04 ( 200 6.01)
FI (1件):
E21D 11/04 A

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