特許
J-GLOBAL ID:201703007093424819

遮音板の支持力可変型固定金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山名 正彦 ,  筬島 孝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-019675
公開番号(公開出願番号):特開2017-137704
出願日: 2016年02月04日
公開日(公表日): 2017年08月10日
要約:
【課題】支柱の溝内へ建て入れた遮音板の固定力をボルトの回転操作により調整することが可能な支持力可変型固定金具を提供する。【解決手段】遮音板を建てた支柱のコ字形溝を形成するフランジの内外面を挟むコ字形状部を備え、ボルトは支持力伝達部材のコ字形状部に設けたボルト孔を支柱のフランジ部に設けたボルト孔と一致させて通し、コ字形状部の内側部に用意したナットへねじ込み支持力伝達部材の設置を行う。コ字形状部を形成する内側部片の延長部分が支柱のウエブへ接近した位置から、支柱の溝内に位置する遮音板の対向面に向かって押す反力伝達部が形成され、反力伝達部より先方の部分は、逆にボルトの先端が当接する位置に向かって反転されてボルトの先端が当接する入力部が形成され、ボルトの先端が当たる入力部より先方の部分はコ字形状部の内側部片を延長させて反力伝達部へ至る途中の支持面部に当接し突っ張る突っ張り面部に形成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋼板を曲げ加工して形成された支持力伝達部材と、前記支持力伝達部材をH形鋼などによる支柱の一方のフランジへ取り付けて同支柱の溝内へ建て入れた遮音板を固定するボルトと、及び前記ボルトがねじ込まれるナットとで構成され、 前記支持力伝達部材は、遮音板を建て入れた支柱のコ字形溝を形成する一方のフランジの内外両面を挟み持つコ字形状部を備え、 前記ボルトは、前記支持力伝達部材のコ字形状部に設けられたボルト孔を、支柱の前記フランジに設けられたボルト孔と一致させて通し、同コ字形状部の内側部位に用意したナットへねじ込んで支持力伝達部材の設置が行われること、 前記支持力伝達部材は、前記コ字形状部を形成する内側部片の延長部分を前記支柱のウエブへ接近した位置から同支柱の溝内に位置する遮音板の対向面に向かって当接し押す形状の反力伝達部が形成され、 更に、前記反力伝達部の先方部分は、逆に前記ボルトの先端が当接する位置に向かって反転させて同前記ボルトの先端が当接する入力部に形成されており、 前記ボルトの先端が当たる入力部より先方の部分は、既述したコ字形状部の内側部片を延長させ反転させて前記反力伝達部へ至る途中の支持面部に向かって当接する突っ張り面部に形成されていることを特徴とする支持力可変型固定金具。
IPC (1件):
E01F 8/00
FI (1件):
E01F8/00
Fターム (4件):
2D001AA01 ,  2D001BA02 ,  2D001BB01 ,  2D001CA01

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