特許
J-GLOBAL ID:201703007355966014

T細胞を増殖させるプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉 ,  阿部 達彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-222218
公開番号(公開出願番号):特開2017-038621
出願日: 2016年11月15日
公開日(公表日): 2017年02月23日
要約:
【課題】自己T細胞などのT細胞を増殖させるための新規プロセス、それから得られる細胞集団、前記細胞集団を含む医薬組成物、ならびに治療、特に、たとえば免疫低下もしくは免疫適格ヒト患者におけるウイルス感染および/もしくはガンの治療または予防のための細胞および組成物の使用を提供する。【解決手段】本開示は、自己または同種抗原特異的T細胞のインビトロ増殖のための新規プロセスであって:a)自己PCMB細胞の集団を:i)標的抗原に関連するペプチド/ペプチドミックスでパルスした樹状細胞または標的抗原に関連するペプチド/ペプチドミックス、およびii)少なくとも1つのサイトカインの存在下で培養するステップと、b)ステップa)からのT細胞の集団を:i)標的抗原に関連するペプチド/ペプチドミックスでパルスした樹状細胞または標的抗原に関連するペプチド/ペプチドミックスおよび人工の共刺激因子でパルスした自己抗原提示T細胞(T-APC)細胞、ならびにii)場合によってサイトカインの存在下で培養するステップとを含み、プロセスが、生ウイルスおよび/もしくはウイルスベクターあるいはDNAもしくはRNAコード化抗原または組換え型標的抗原の使用を、関連するT細胞集団の増殖で使用しないことを特徴とするプロセスに関する。本開示はさらに、前記プロセスから得られる細胞集団、前記細胞集団を含む医薬組成物、ならびに治療、特にウイルス感染および/またはガンの治療または予防のための、例えば免疫低下もしくは免疫適格患者における細胞および組成物の使用にも及ぶ。【選択図】なし
請求項(抜粋):
抗原特異的T細胞、たとえば自己抗原特異的T細胞のインビトロ増殖のためのプロセスであって: a)自己PBMC細胞の集団を: i)標的抗原(複数可)に関連するペプチド/ペプチドミックスでパルスした樹状細胞または標的抗原(複数可)に関連するペプチド/ペプチドミックス、および ii)少なくとも1つのサイトカイン の存在下で培養するステップと、 b)ステップa)からのT細胞の集団を: i)標的抗原(複数可)に関連するペプチド/ペプチドミックスでパルスした樹状細胞または標的抗原(複数可)に関連するペプチド/ペプチドミックスおよび人工の共刺激因子でパルスした自己抗原提示T細胞(T-APC)細胞、ならびに ii)場合によってサイトカイン の存在下で培養するステップとを含み、 前記プロセスが、前記関連するT細胞集団の増殖において生ウイルスおよび/もしくはウイルスベクターまたはDNAもしくはRNAコード化抗原の使用を利用しないことを特徴とする、プロセス。
IPC (5件):
C12N 5/078 ,  A61K 35/17 ,  A61P 31/12 ,  A61P 35/00 ,  A61P 37/04
FI (6件):
C12N5/0783 ,  A61K35/17 Z ,  A61P31/12 ,  A61P35/00 ,  A61P37/04 ,  C12N5/0784
Fターム (14件):
4B065AA94X ,  4B065BB19 ,  4B065BC14 ,  4B065BD50 ,  4B065CA44 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087AA03 ,  4C087BB37 ,  4C087BB64 ,  4C087NA05 ,  4C087ZB09 ,  4C087ZB26 ,  4C087ZB33
引用文献:
審査官引用 (31件)
  • "Towards Phase 2/3 Trials for Epstein-Barr Virus (EBV)-Associated Malignancies", Blood, 2011.11, ret
  • ライナー・ルードヴィヒ・クナウス氏による宣誓書
  • ベルナデット・アンジェリーナ・ハンブルトン氏による宣誓書
全件表示

前のページに戻る