特許
J-GLOBAL ID:201703007382809486

鉄道車両における乗務室出入り口の扉用錠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-077809
公開番号(公開出願番号):特開2017-186838
出願日: 2016年04月08日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】鉄道車両用扉の錠装置におけるサムターン軸の交換作業をドライバのみで一方向から容易に行うことができるものを提供する。【解決手段】内側ハンドルユニット2は、扉21の内側パネル21aに固着されるケーシング4と、ケーシング4に保持されるラッチボルトと、ケーシング4に支持されるハンドル軸6と、ケーシング4に支持されるサムターン軸7とを具備する。サムターン軸7は、角軸部17aと角穴部18aで互いに係脱自在の本体17と心棒18とを具備する。心棒18は、先端側に鍵との係合部18bを有し、中間部でガイドブラケット19の軸受け部19bに支持される。ガイドブラケット19は、取り付け座部19aにおいて当接壁10にねじ20で止められる。心棒18は、ねじ20を外してガイドブラケット19をケーシング4から取り外せば、容易に取り外し、交換可能である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鉄道車両における乗務室出入り口の扉用錠装置であって、出入り口の枠体に隣接する扉の側縁部に位置して扉の内側パネルに固着される内側ハンドルユニットと、内側ハンドルユニットに対向して扉の外側パネルに固着される外側ハンドルユニットとを具備し、 前記内側ハンドルユニットは、扉の内側パネルに固着されるケーシングと、ケーシングに保持されるラッチボルトと、室内側ハンドルを有しケーシングに支持されるハンドル軸と、操作用つまみを有しケーシングに支持されサムターン軸とを具備し、 前記ケーシングは、扉の内側パネルに接合される当接壁と、当接壁に対して間隔をおいて平行に対向する外側壁と、四囲を囲む側壁とを具備し、 前記ラッチボルトは、前記ケーシングの側壁から水平方向に突出して前記出入り口枠体のラッチ受け部に係合する仮締位置とケーシング内へ引き込まれてラッチ受け部から離脱する解放位置との間で出入り自在で、仮締め位置へ付勢されてケーシングに保持され、 前記ハンドル軸は、前記ケーシングの外側壁、当接壁及び前記扉の内側パネル、外側パネルを貫通し、連動機構を介して前記ラッチボルトを仮締位置に配置する閉位置と解放位置に配置する開位置との間で軸周り回転自在にケーシングに支持され、 前記サムターン軸は、軸線方向に結合された本体と心棒とを具備し、前記ハンドル軸と平行に前記ケーシングの外側壁及び当接壁を貫通し、連動機構を介してハンドル軸の回転を阻止する施錠位置とその回転を許容する解錠位置との間で正逆回転操作自在にケーシングに支持され、 前記外側ハンドルユニットは、扉の外側パネルに固着される基板と、基板から室外側へ突出した前記ハンドル軸の先端部に固着される室外側ハンドルとを具備し、 前記基板は、前記ハンドル軸の端部を軸周り回転自在に貫通させる軸受け部と、前記サムターンの先端に対向する位置に形成された鍵孔とを有し、 前記サムターン軸の本体は、基端側に前記操作つまみが取り付けられ前記ケーシングの外側壁、当接壁及び前記扉の内側パネルを貫通して扉の外側パネルとの間に突出する角軸部を具備し、 前記サムターン軸の心棒は、前記本体の角軸部に係脱するように基端側に設けられた角穴部と、先端側に設けられた鍵との係合部とを具備し、中間部においてガイドブラケットを介して当接壁に支持され、 前記ガイドブラケットは、前記ケーシングの当接壁の外側面に当接してケーシングの外側からねじ止めされる取り付け座部と、この取り付け座部から起立して前記扉の内側パネルと外側パネルとの間において前記心棒の中間部を軸周り回転自在、軸方向移動不能に貫通させる軸受け部とを具備することを特徴とする鉄道車両における乗務室出入り口の扉用錠装置。
IPC (3件):
E05B 83/36 ,  E05B 65/06 ,  E05B 13/00
FI (3件):
E05B83/36 A ,  E05B65/06 C ,  E05B13/00 A
Fターム (8件):
2E250AA21 ,  2E250HH08 ,  2E250JJ43 ,  2E250KK01 ,  2E250LL01 ,  2E250PP12 ,  2E250PP13 ,  2E250QQ03
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る