特許
J-GLOBAL ID:201703007573068338

補強材固定具およびコンクリート構造物の剥落防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 朔生
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-172695
特許番号:特許第6046302号
出願日: 2016年09月05日
要約:
【課題】取付け後もアンカーボルト付近の状況を目視で点検でき、アンカー材からの緩み止め効果を備える、補強材固定具およびコンクリート構造物の剥落防止構造を提供すること。 【解決手段】本発明の補強材固定具は、平板状を呈し、板面の中央部を貫通して形成されているボルト孔と、板面の周辺に延在する支持部と、中央部と支持部の間に形成されている複数の開放窓と、複数の開放窓の間に、中央部から支持部に亘って延在する屈撓部と、を備え、ボルト孔に挿通したアンカー材によって中央部が壁面に固定されることで、支持部が屈撓部の撓みを介して格子状補強材を壁面に押付け可能に構成されていることを特徴とする。本発明のコンクリート構造物の剥落防止構造は、シート体と、シート体の厚み方向に突出して形成されている格子枠とを備え、コンクリート構造物の壁面に展張されている、格子状補強材と、格子状補強材の表面に配置されている、複数の補強材固定具と、コンクリート構造物内に、壁面から頭部が突出した状態で固定されており、頭部に格子状補強材の挿通孔と、補強材固定具のボルト孔とが挿通されている、複数のアンカー材と、を備え、アンカー材によって補強材固定具の中央部が壁面に固定されることで、補強材固定具の支持部が屈撓部の撓みを介して格子状補強材の格子枠を壁面に押付けて固定していることを特徴とする。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 コンクリート構造物の壁面に格子状補強材を押付けて固定する、平板状の補強材固定具であって、 板面の中央部を貫通して形成されているボルト孔と、 板面の周辺に延在する支持部と、 前記中央部と前記支持部の間に形成されている複数の開放窓と、 前記複数の開放窓の間に、前記中央部から前記支持部に亘って延在する屈撓部と、を備え、 前記ボルト孔に挿通したアンカー材によって前記中央部が壁面に固定されることで、前記支持部が前記屈撓部の撓みを介して格子状補強材を壁面に押付け可能に構成されていることを特徴とする、 補強材固定具。
IPC (2件):
E04G 23/02 ( 200 6.01) ,  E21D 11/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
E04G 23/02 D ,  E21D 11/00 Z

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