特許
J-GLOBAL ID:201703007578833008

免震構造物に用いる変位制限装置及びプレコンプレッションの導入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人東京アルパ特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-126498
公開番号(公開出願番号):特開2017-036651
出願日: 2016年06月27日
公開日(公表日): 2017年02月16日
要約:
【課題】想定以上の巨大地震に遭遇しても、または、免震性能が不足している既存建物においても、積層ゴム免震装置の過大変形を制限する変位制限装置を提供する。【解決手段】下部構造1と上部構造2との間に免震装置3と免震装置の過大変形による損傷を防止する変位制限装置12を介在させてある免震建物構造において、変位制限装置は、弾性体で形成した本体部13とベースプレート14とで構成され、建物の鉛直荷重による軸力のない所に設置され、本体部の鉛直方向において、所要の勾配で分割されてくさび状に形成されると共に、所要のプレコンプレッションが導入され、変位制限装置と上部構造である大梁(地中梁)10との接触面に所定の摩擦力を生じさせ、地震力に対する抵抗力(復元力)とし、既存または新設の免震装置の過大変形を制限し、免震装置と共に上部構造の損傷や破損を防ぐ。また、簡単に取り替えまたは新たに設置することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
下部構造と上部構造との間に免震装置を介在させてある免震建物構造において、 前記下部構造と上部構造との間に設置され、前記免震装置の過大変形による損傷を防止する変位制限装置であって、 該変位制限装置は、弾性体で形成した本体部とベースプレートとで構成され、建物の鉛直荷重による軸力がない所に設置され、 前記本体部の鉛直方向において、所要の勾配で分割されてくさび状に形成されると共に、所要のプレコンプレッションが導入され、前記変位制限装置の本体部と上部構造または下部構造との間に所要の摩擦力を生じさせるようにしたこと を特徴とする変位制限装置。
IPC (3件):
E04H 9/02 ,  E02D 27/34 ,  F16F 15/04
FI (5件):
E04H9/02 331Z ,  E02D27/34 B ,  E04H9/02 331B ,  F16F15/04 P ,  F16F15/04 D
Fターム (22件):
2D046DA13 ,  2E139AA01 ,  2E139AB11 ,  2E139AB14 ,  2E139AC19 ,  2E139AD04 ,  2E139BA03 ,  2E139CA02 ,  2E139CA03 ,  2E139CB04 ,  2E139CB07 ,  2E139CB15 ,  2E139CC02 ,  3J048AA02 ,  3J048AC01 ,  3J048BA08 ,  3J048BB03 ,  3J048BE12 ,  3J048CB05 ,  3J048CB21 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38

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