特許
J-GLOBAL ID:201703007633082939

ゲノム配列が特異的に変換された遺伝子改変クロストリジウム・サッカロパーブチルアセトニカム種微生物、その製造方法およびその用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 高島 一 ,  土井 京子 ,  鎌田 光宜 ,  田村 弥栄子 ,  小池 順造 ,  當麻 博文 ,  赤井 厚子 ,  戸崎 富哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-177127
公開番号(公開出願番号):特開2017-051185
出願日: 2016年09月09日
公開日(公表日): 2017年03月16日
要約:
【課題】外来遺伝子の挿入に依らずに、クロストリジウム・サッカロパーブチルアセトニカム種微生物の酢酸、酪酸等の副生成物の生成酵素の機能を欠損させることにより、安全性に優れ、設備費用や廃棄物処理費用の低減が期待できる新規な高ブタノール産生菌およびその製造方法を提供すること。【解決手段】ブチリルCoAから酪酸が生成する経路に関与する酪酸生成酵素遺伝子の機能を欠損したクロストリジウム・サッカロパーブチルアセトニカム種微生物であって、該遺伝子内に挿入および/または欠失を含まないことを特徴とする、微生物。酪酸生成素遺伝子内の標的ヌクレオチド配列の標的鎖に相補的な配列を含むcrRNAとtracrRNAとからなるキメラRNAをコードするDNAと、少なくとも一方のDNA鎖の切断能を失活した変異Casタンパク質とデアミナーゼとの融合タンパク質をコードするDNAとを、クロストリジウム・サッカロパーブチルアセトニカム種微生物で複製可能なベクターを用いて該微生物に導入することにより、該標的ヌクレオチド配列内の特定の塩基を置換し、それによって該酵素遺伝子の機能を欠損させることを特徴とする、上記酪酸生成酵素遺伝子欠損微生物の製造方法。該酪酸生成酵素遺伝子欠損微生物を培養することによる、ブタノールの製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ブチリルCoAから酪酸が生成する経路に関与する酪酸生成酵素遺伝子の機能を欠損したクロストリジウム・サッカロパーブチルアセトニカム種微生物であって、該遺伝子内に挿入および/または欠失を含まないことを特徴とする、微生物。
IPC (3件):
C12N 15/09 ,  C12N 1/21 ,  C12P 7/16
FI (3件):
C12N15/00 A ,  C12N1/21 ,  C12P7/16
Fターム (5件):
4B064AC04 ,  4B065AA23X ,  4B065AB01 ,  4B065BA02 ,  4B065CA05
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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