特許
J-GLOBAL ID:201703007681959842

太陽電池封止材および太陽電池モジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 速水 進治
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013080998
公開番号(公開出願番号):WO2014-080856
出願日: 2013年11月18日
公開日(公表日): 2014年05月30日
要約:
太陽電池モジュール製造時の太陽電池封止材のはみ出しおよび製造装置の汚れを抑制でき、さらに太陽電池素子の割れを抑制し、長期信頼性にも優れる太陽電池封止材を提供する。 本発明の太陽電池封止材は、エチレン・α-オレフィン共重合体と、1分間半減期温度が100〜170°Cの範囲にある有機過酸化物と、を含む太陽電池封止材である。そして、測定温度範囲25〜150°C、周波数1.0Hz、昇温速度10°C/分、ずりモードの条件での固体粘弾性測定により測定される、上記太陽電池封止材の複素粘度が100°C以上135°C未満に複素粘度の最小値(η*1)を有し、かつ複素粘度の上記最小値(η*1)が6.0×103〜4.0×104Pa・sの範囲内であり、150°Cにおける上記太陽電池封止材の複素粘度(η*2)が2.0×104〜1.0×105Pa・sの範囲内であり、当該太陽電池封止材中の前記有機過酸化物の含有量が、前記エチレン・α-オレフィン共重合体100重量部に対し、0.1〜3重量部であることを特徴とする太陽電池封止材である。また上記エチレン・α-オレフィン共重合体を構成成分とする、太陽電池素子上への回り込みが起きにくい太陽電池裏面封止材も本発明に包含される。
請求項(抜粋):
エチレン・α-オレフィン共重合体と、 1分間半減期温度が100〜170°Cの範囲にある有機過酸化物と、を含む太陽電池封止材であって、 測定温度範囲25〜150°C、周波数1.0Hz、昇温速度10°C/分、ずりモードの条件での固体粘弾性測定により測定される、 前記太陽電池封止材の複素粘度が100°C以上135°C未満に複素粘度の最小値(η*1)を有し、かつ複素粘度の前記最小値(η*1)が6.0×103〜4.0×104Pa・sの範囲内であり、 150°Cにおける前記太陽電池封止材の複素粘度(η*2)が2.0×104〜1.0×105Pa・sの範囲内であり、 当該太陽電池封止材中の前記有機過酸化物の含有量が、前記エチレン・α-オレフィン共重合体100重量部に対し、0.1〜3重量部であることを特徴とする太陽電池封止材。
IPC (2件):
H01L 31/048 ,  C08F 210/16
FI (2件):
H01L31/04 560 ,  C08F210/16
Fターム (20件):
4J100AA02P ,  4J100AA04Q ,  4J100AA19Q ,  4J100CA04 ,  4J100DA13 ,  4J100DA42 ,  4J100DA48 ,  4J100FA10 ,  4J100FA19 ,  4J100FA28 ,  4J100FA29 ,  4J100GA06 ,  4J100GB01 ,  4J100JA43 ,  5F151AA02 ,  5F151AA03 ,  5F151EA19 ,  5F151JA03 ,  5F151JA04 ,  5F151JA05

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