特許
J-GLOBAL ID:201703007768275966

架橋させた発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、その予備発泡粒子及び発泡体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-059339
公開番号(公開出願番号):特開2017-171780
出願日: 2016年03月24日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】本発明の目的は、良好な融着性、表面性を有した成形体を得つつ、かつ成形時の冷却時間を短縮することで生産性を向上することに適した発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を提供することにある。【解決手段】スチレン系単量体を含む組成物100重量部に対しビニル基を2個以上有する多官能性ビニル系単量体を0.005重量部以上5.000重量部以下含有し、内部の重量平均分子量Mw1と全体の重量平均分子量Mw2の比(Mw1/Mw2)が0.85以上1.05以下であり、かつ前記発泡性ポリスチレン系樹脂粒子内部の重量平均分子量(Mw1)が17万以上60万以下であり、ポリスチレン系樹脂予備発泡粒子において表面と中心部で特定の吸光度比を示すことを特徴とする、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。【選択図】なし
請求項(抜粋):
単量体組成が、スチレン系単量体90重量部以上99重量部以下、アクリル酸エステル系単量体1重量部以上10重量部以下(スチレン系単量体とアクリル酸エステル系単量体の合計量が100重量部である)であり、前記重合性単量体組成物100重量部に対しビニル基を2個以上有する多官能性ビニル系単量体を0.005重量部以上5.000重量部以下含有し、ゲルパーミネーションクロマトグラフィーにより測定される内部の重量平均分子量Mw1と全体の重量平均分子量Mw2の比(Mw1/Mw2)が0.85以上1.05以下であり、かつ前記発泡性ポリスチレン系樹脂粒子内部の重量平均分子量(Mw1)が17万以上60万以下であり、ATR-FTIRにより測定されたポリスチレン系樹脂予備発泡粒子表面の赤外線吸収スペクトルから得られる1600cm-1及び1730cm-1での吸光度比α(A1730/A1600)が、ポリスチレン系樹脂予備発泡粒子中心部の赤外線吸収スペクトルから得られる吸光度比β(A1730/A1600)の1.0倍以上10倍以下であることを特徴とする、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。
IPC (2件):
C08J 9/18 ,  C08F 12/08
FI (2件):
C08J9/18 ,  C08F12/08
Fターム (27件):
4F074AA33 ,  4F074AB01 ,  4F074AD01 ,  4F074AE06 ,  4F074AH04 ,  4F074BA37 ,  4F074BB28 ,  4F074CA23 ,  4F074CA34 ,  4F074CA49 ,  4F074DA32 ,  4F074DA33 ,  4J100AB02P ,  4J100AB16R ,  4J100AL02Q ,  4J100AL03Q ,  4J100AL09Q ,  4J100AL10R ,  4J100CA05 ,  4J100CA23 ,  4J100DA01 ,  4J100DA04 ,  4J100EA05 ,  4J100FA03 ,  4J100FA20 ,  4J100JA57 ,  4J100JA67
引用特許:
審査官引用 (3件)

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