特許
J-GLOBAL ID:201703007889154562

鉄道車両種別判定システム、鉄道車両種別判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-097283
公開番号(公開出願番号):特開2016-216038
特許番号:特許第6077702号
出願日: 2016年05月13日
公開日(公表日): 2016年12月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】線路が敷設された地上側に配置され、前記線路を走行する鉄道車両の種別を判定する鉄道車両種別判定システムであって、 前記鉄道車両の床下からの放射熱を検知して、各種部位の温度を測定する測定部と、 前記鉄道車両が備える車輪の通過タイミングを検知する検知部と、 前記車輪の位置を基準とした前記鉄道車両の床下機器の機器配置を、前記鉄道車両の種別である車両種別ごとに記録した機器配置記録部と、 前記鉄道車両の運行中に温度が変化する部位である変温部位のうち温度変化が相対的に大きい前記床下機器が配置された部位を大変温部位として、前記検知部により検知された前記車輪の通過タイミングと該車両の通過タイミングから算出した前記鉄道車両の移動速度とに基づき、前記機器配置記録部に記録された機器配置を参照して、前記鉄道車両が前記車両種別のいずれかであると仮定し、前記測定部での測定結果を表す温度値から、前記大変温部位の通過タイミングで測定された温度値である大変温部位温度値を選択し、該大変温部位温度値に基づいて、前記車両種別ごとの特徴量を算出する特徴量算出部と、 前記変温部位のうち温度変化が相対的に小さい部位を小変温部位として、前記測定部での測定結果を表す温度値から、前記小変温部位の通過タイミングで測定された温度値である小変温部位温度値を選択し、該小変温部位温度値に基づいて、前記特徴量が前記大変温部位の温度値により算出されたものであるか否かを判定するための基準である判定基準を算出する判定基準算出部と、 前記特徴量算出部によって算出された特徴量が、前記判定基準算出部によって算出された前記判定基準を満たす場合に、該特徴量に対応づけられた前記車両種別が前記鉄道車両の種別であると判定する種別判定部と、 を備えることを特徴とする鉄道車両種別判定システム。
IPC (3件):
B61K 13/00 ( 200 6.01) ,  B61L 25/02 ( 200 6.01) ,  G01J 5/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
B61K 13/00 Z ,  B61L 25/02 C ,  G01J 5/00 101 Z

前のページに戻る