特許
J-GLOBAL ID:201703007935584607

リガメントゲルの産生方法および人工靭帯の作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人SSINPAT
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-185442
公開番号(公開出願番号):特開2017-056115
出願日: 2015年09月18日
公開日(公表日): 2017年03月23日
要約:
【課題】従来よりも生体への親和性、生着性が高く、かつ十分な強度を有する人工靭帯を製造するための原料となる生体物質を提供すること、およびそのような生体物質を用いた人工靭帯を提供すること。【解決手段】動物(ヒトを除く)の生体内において、[I]断裂した腱の、腱鞘を切開または切除していない端部をフィルムで挟むことによってフィルム上に展開されるテンドンゲルを所定の期間、生体内で保持して成熟させた後、そこに含まれる結合組織を除去してリガメントゲルとすること、または[II]断裂した腱の端部の腱鞘を切開または切除し、内部のコラーゲン線維束をフィルムで挟むことによってフィルム上に展開されるリガメントゲルを所定の期間、生体内で保持して成熟させることを含む、リガメントゲルの産生方法。ならびに、動物の生体外において、リガメントゲルに張力をかけるステップを含むことを特徴とする、人工靭帯の作製方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(A1)動物(ヒトを除く)の生体内において、断裂した腱の、腱鞘を切開または切除していない端部をフィルムで挟むステップ、 (A2)前記端部から前記フィルム上に展開される、前記腱鞘に由来する結合組織とアモルファスなゲル状組織とを含む物質(以下「テンドンゲル」と称する。)を、所定の期間、生体内で保持して成熟させるステップ、および (A3)前記成熟したテンドンゲルを採取した後、前記結合組織を除去し、前記アモルファスなゲル状組織に富んだ物質(以下「リガメントゲル」と称する。)を単離するステップ を含むことを特徴とする、リガメントゲルの産生方法。
IPC (1件):
A61L 27/00
FI (1件):
A61L27/00 V
Fターム (7件):
4C081AB18 ,  4C081BA12 ,  4C081CD34 ,  4C081DA02 ,  4C081DA03 ,  4C081DA12 ,  4C081EA02
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 第6回 日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会 抄録集, 2014, 39巻 4号, p.210

前のページに戻る