特許
J-GLOBAL ID:201703007949468910

ディスクブレーキのためのキャリパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 蔵田 昌俊 ,  野河 信久 ,  峰 隆司 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-548821
特許番号:特許第6193399号
出願日: 2013年12月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 少なくとも1つの接続ブリッジ(12)によって互いに接続されている一対の半分本体(9、10)を有するキャリパー本体部(8)を備えるディスクブレーキ(4)のためのキャリパーであって、ここにおいて、前記キャリパー本体部(8)は、関連付けられるディスクブレーキのためのハウジングコンパートメント(16)を少なくとも部分的に画定しており、軸線方向(X-X)に、前記ハウジングコンパートメント(16)の両側に位置付けされている少なくとも1つの一対のパッド(20、22)を収容しており、前記パッド(20、22)は、サポートプレート(28)と、前記関連付けられるディスクブレーキに摩擦力を働かせるのに適切な摩擦部分(30)とを備え、 - 前記キャリパー本体部(8)は、前記軸線方向(X-X)に平行に動作可能な少なくとも1つのスラストピストン(32)と、前記パッド(20、22)を軸線方向(X-X)に支持及びガイドするのに適切な少なくとも1つの軸線方向ガイド(36)とを備え、前記スラストピストン(32)は、前記パッド(20,22)の前記サポートプレート(28)に接続しており、前記関連付けられるディスクブレーキに対して前記摩擦部分(30)を押し付けるようになっており、 - ここにおいて、前記キャリパー本体部(8)は、第1のスラストスプリング(48)を備え、前記第1のスラストスプリング(48)は、前記パッド(20、22)にスラストを働かせ、前記スラストは、第1の軸線方向成分(Fa)と第1の半径方向成分(Fr)とを有しており、前記第1の軸線方向成分(Fa)は、前記ピストン(32)に向かって前記軸線方向(X-X)に平行に方向付けされており、第1の半径方向成分(Fr)は、前記軸線方向(X-X)に対して垂直であり、前記関連付けられるディスクブレーキの前記回転軸線に対して実質的に投射しており、 ここにおいて、 - 前記キャリパー本体部(8)は、少なくとも1つの補償スプリング(68)を備え、前記少なくとも1つの補償スプリング(68)は、前記第1のスラストスプリング(48)から機械的に分離されており、ここにおいて、前記補償スプリング(68)は、前記パッド(20、22)にスラスト力を働かせ、前記スラストは、第2の軸線方向成分(Fs)を有し、前記第2の軸線方向成分(Fs)は、軸線方向に、及び、前記ピストン(32)に向かって方向付けされており、ブレーキングがないときに、前記ディスクブレーキからの前記パッド(20、22)の引離しに有利に働くようになっており、前記第2の軸線方向成分(Fs)が、前記パッド(20、22)の上の前記第1の軸線方向成分(Fa)の作用点に対して、前記パッド(20、22)と前記軸線方向ガイド(36)との間で交換される前記摩擦力(Ff)によって与えられるモーメントを取り消すように、前記補償スプリング(68)はサイズ決めされている、ディスクブレーキのためのキャリパー(4)。
IPC (3件):
F16D 65/097 ( 200 6.01) ,  F16D 55/228 ( 200 6.01) ,  F16D 65/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16D 65/097 E ,  F16D 55/228 ,  F16D 65/02 B ,  F16D 65/097 B

前のページに戻る