特許
J-GLOBAL ID:201703008043972110
存在証明装置、存在証明方法、及びそのためのプログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大谷 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-055290
公開番号(公開出願番号):特開2017-123692
出願日: 2017年03月22日
公開日(公表日): 2017年07月13日
要約:
【課題】電子データが特定の時点で存在していたことを高い堅牢性で証明する。【解決手段】存在証明の登録対象となる電子データを受け付ける。つぎに、この電子データの内容に基づき一義的に決定されるバイト配列BAをスクリプト中に埋め込んだトランザクションを生成する。つぎに、生成したトランザクションを公開鍵暗号方式にてデジタル署名した上で、仮想通貨のブロックチェーン21に取り込むために、仮想通貨ネットワーク20にブロードキャストする。そして、トランザクションに固有のトランザクション識別子TrIDと、バイト配列BAとを関連付けて管理データベース5に登録する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
特定の電子データが存在していたことを証明するための存在証明方法であって、
存在証明の登録対象となる電子データを登録する際に、
前記電子データの内容に基づき決定されるバイト配列を有するトランザクションを生成して、当該トランザクションをデジタル署名した上でブロックチェーンが存在するネットワークにブロードキャストするステップと、
前記バイト配列と前記トランザクションに対応するトランザクション識別子とを関連付けて記憶するステップと
を含み、
前記電子データの存在証明を検証する際に、
前記電子データの内容に基づき決定されるバイト配列を生成し、前記バイト配列に関連付けられた前記トランザクション識別子を特定するステップと、
前記トランザクション識別子をキーに前記ネットワーク上に存在する前記ブロックチェーンを検索して、前記トランザクション識別子に対応するトランザクションの有無を判定するステップと、
前記判定の結果が有の場合に、前記トランザクション識別子に対応する前記トランザクションからバイト配列を抽出するステップと
を含み、
前記抽出されたバイト配列が前記登録の際に記憶されたバイト配列と一致することにより前記電子データの存在が証明されることを特徴とする存在証明方法。
IPC (3件):
H04L 9/32
, G09C 1/00
, G06F 21/64
FI (3件):
H04L9/00 675B
, G09C1/00 640D
, G06F21/64
Fターム (7件):
5J104AA08
, 5J104AA09
, 5J104LA03
, 5J104LA06
, 5J104NA12
, 5J104NA38
, 5J104PA12
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (2件)
-
イノベーションと金融
-
「ビットコイン」は本当に“危ない”のか 決済システムとしての“仮想通貨”の実力
審査官引用 (2件)
-
イノベーションと金融
-
「ビットコイン」は本当に“危ない”のか 決済システムとしての“仮想通貨”の実力
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